Changmin Love me again ２ (ページ33)

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繰り返す日常ページ33

内村「室長、頼んでたｻﾝﾌﾟﾙなんですけど、予定より日数が少しかかるみたいです。」
ﾕﾉ「そうか。ﾌﾟﾚｾﾞﾝまでに間に合うかもう一度確認して。」
内村「ﾊｲ！ぁ、ｼﾑさん！おはようございます！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「おはようございます。」

また今日も同じ日常が始まる。
Aがいなくなってどれだけこの日常を繰り返しただろうか。
あんなにAの噂をしていた輩も今じゃ誰も口にしなくなった。
まるで初めからそこにはいなかったように…。

ﾁｬﾝﾐﾝ「室長。」
ﾕﾉ「ぉ！おはよう！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「おはよう！じゃないですよ！」
ﾕﾉ「なんだよっ！くっつくな！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「最近、俺に報告ないですよね？」
ﾕﾉ「報告？浮気ならしてねえぞ？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「あんたの女関係なんて興味もない！てか、見栄張らないで下さい。浮気どころか本命もいないくせに。」
ﾕﾉ「言うね？！お前(怒)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そんなことよりどうなんですか！」
ﾕﾉ「どうって言われてもなぁ…ないし。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ない？何も？ちゃんと捜してるんですか？！」
ﾕﾉ「お前なぁ(怒) 手がかり見つけるのだって大変なんだぞ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「わかってますよ！だけど室長しか頼める人いないからこうしてお願いしてるんじゃないですか…っ！」
ﾕﾉ「そりゃ協力してやるけどさ…お前、Aを見つけてどうするの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「どうするって？決まってるじゃないですか！これからのこと話し合うんですよ！」
ﾕﾉ「これからのことって…お前、Aに言われただろ？お前だけの未来を見つめろって！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「それはAが言う未来！俺の決めた未来じゃない！俺にはAものんちゃんも必要なんです！」
ﾕﾉ「わ、わかった！落ち着け。ｺｰﾋｰでも飲んで！な？」

…体よく給湯室に追いやられた。

ﾁｬﾝﾐﾝ「…ったく。室長も冷たいよな…！諦めるのが早いよっ！最初はAのこと何がなんでも捜してやるとか言ってたくせに！」
吉田「ぁ…」

吉田さんが給湯室に入ってきた。
あの日以来誰とも口を聞いてない。
当然と言えば当然だけど、室長に言われた通り、Aがやっていた仕事を一人で黙々とやって喋ってる暇なんてないってのが実際のところだけど、彼女がどうなろうと俺には関係ない。
彼女が入ってきたから休憩も終わり。
とっとと給湯室を出た。

ﾄﾞｻｯ！

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾄﾞｻｯ…？」

背後で何かが倒れる音がして振り向いたら彼女が倒れていた。