Changmin Love me again ２ (ページ13)

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知ってたページ13

ﾁｬﾝﾐﾝ「吉田さん…っ！いい加減に離してっ！」
吉田「嫌です。ちゃんと家まで送ってください！」

Aと一緒にいるとこ偶然見られて、流れで吉田さんを送ることになった。
早くAのところに戻りたいのに中々離してくれない。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ねえ、まだ着かないの？ずいぶん歩いたと思うけど。」
吉田「まだです。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｧ…そう。わかった…。」

この辺の土地勘なんて全くないし、ましてや夜。
吉田さんの言うことを信じるしかない。
けれど駅を出てからずいぶん経つのにちっとも着く気配がない。

ﾁｬﾝﾐﾝ「あれ…？ここさっきも通らなかった？」
吉田「…気のせいじゃないですか？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そんなことないっ！初めての場所は迷わないように目印をいくつか覚えておくんだ！この串ｶﾂ屋さんはさっきも通ったよ！」
吉田「ｸｽｯ(笑)なんだ。ﾊﾞﾚちゃいました？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「吉田さん！」

からかってんのか？！

吉田「少しでもﾁｬﾝﾐﾝさんと一緒いたいって思っただけですよぉ。怒んないでください。ね？」

悪びれてちっとも反省する気もない吉田さん。
だんだん腹が立ってきて絡めた腕を無理矢理ほどいた。

ﾁｬﾝﾐﾝ「見たとこ変な人なんていなさそうだし、もう一人で帰れるだろ？」
吉田「…帰らないで下さい。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｧ…。もういい加減にしてよ！」
吉田「ﾊﾞﾗしますよ？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「何を？別に俺はﾊﾞﾗされて困るようなこと」
吉田「ﾁｰﾌの子供の父親だって。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」

なんで知ってるんだ…？
ｲﾔ、動揺するな。
吉田さんのﾊｯﾀﾘかも知れない。
だけどどうして急にそんなことを言うのか吉田さんの意図が見えなくて不安になる

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊﾞｶﾊﾞｶしい。帰るよ。」
吉田「じゃあﾊﾞﾗしちゃっていいんですね？ﾁｰﾌに子供がいるってことも、ﾁｬﾝﾐﾝさんがその子供の父親だってことも。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」

はなから俺は内緒になんかする気なかった。
Aがどうしてもって言うからAの意志を組んだだけ…。
けど、彼女は知ってる。
どうやって知ったのかはわからないけど俺がのんちゃんの父親だってことを…。
だったら…っ！

ﾁｬﾝﾐﾝ「いいよ。」
吉田「え？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そこまで吉田さんが知ってるなら隠す必要なんてないし。前、君に話した俺を振った東京女はAのことさ。」
吉田「…。」