Changmin Love me again ２ (ページ49)

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その攻略法ページ49

ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃん、おじちゃんと温泉入りに行こうか？」

ご飯もなんとか食べ終わったら、また定位置の隅っこに行ってしまったのんちゃん。
頑固なら俺だって負けてない。

ﾁｬﾝﾐﾝ「お風呂で遊ぶｵﾓﾁｬも買ってきたんだけどなぁ？」
ﾉｿﾞﾑ「…ﾔｯ！」

お！
進歩！
否定的な言葉でも返事した！

ﾁｬﾝﾐﾝ「それともお風呂は後にして他のｵﾓﾁｬで遊ぼうか？」
ﾉｿﾞﾑ「ﾔｯ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃんの好きなｵﾗﾌもあるよ？」
ﾉｿﾞﾑ「……ﾔｯ！」

その間！
一瞬迷ったな！我が息子よ！

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌｯ…父を甘く見るでない。」

ひねくれた性格なら俺も負けてない。
その攻略法も心得ている。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ふあぁ…なんだか眠くなってきたぞぉ…せっかくのんちゃんと遊ぼうと思ったのに…ﾃｰﾌﾞﾙの上に置いて寝ちゃおう…。」

ｵﾓﾁｬをﾃｰﾌﾞﾙの上に置いて畳に寝たふりをして下からのんちゃんの動きを見張った。
まだ隅っこにいる。
警戒してるな。
いびきをかいたふりをしてみる。
薄目を開けてのんちゃんの様子を伺う。
お！振り向いた。
立ち上がったぞ。
こっち来たっ。

背伸びしてﾃｰﾌﾞﾙの上のｵﾓﾁｬを触り始めた。
どんな顔して遊んでるのか見えないけどのんちゃんの脚が伸びたりﾃｰﾌﾞﾙを左右に移動しているのが見える。

ほんと素直じゃねえな。
俺の息子だけに(笑)

だけど俺が買ってきたｵﾓﾁｬで遊んでくれてる。
そう考えただけで胸が熱くなる。
早く一緒に遊びてえな。
そんなこと考えてたら瞼がだんだん重くなってそのまま寝てしまった…。

A「ﾁｬﾝﾐﾝ…！」

気がついたらAに起こされていた。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ぁ…のんちゃん…！」

慌てて起きた。

A「もう寝たよ。のんちゃん連れて帰ったらまた戻って来るから…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「連れて帰るって？」
A「私と話があってここに来たんじゃないの…？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「確かにそうだけど…今夜はいい。」
A「え？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「俺よりきっとAと話したいと思ってる…今夜は彼に譲る。」
A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」
ﾁｬﾝﾐﾝ「その代わり明日ﾁｪｯｸｲﾝが終わった後、時間を作ってほしい。」
A「…わかった。明日話しましょう…？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「うん。ぁ、のんちゃんは置いていって？一緒に寝たいから(笑)」
A「…わかった。明日、朝来るわね。おやすみなさい…」
ﾁｬﾝﾐﾝ「おやすみ…」