Changmin Love me again ２ (ページ27)

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幸せの音ページ27

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌｩ…。」

久しぶりに来るAのｱﾊﾟｰﾄ。
招待されたとはいえ緊張する。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌｩ…よし！」

もう１度深呼吸してﾉｯｸしようとしたらﾄﾞｱが開いた。

A「何やってんの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「えっ！？い、いやっ！その…っ」
A「早く入って！それからのんちゃん見てて。もうすぐご飯出来るから。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ぁ、ぅ、うん！」

Aにおんぶされてたのんちゃんを受け取ってｺﾀﾂに入った。

ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃん、ﾏﾏは何作ってくれてんのかなぁ…？」

ｴﾌﾟﾛﾝ着けてｷｯﾁﾝに立つ後ろ姿。
久しぶりに見る姿に東京で暮らしてた頃を思い出す…。
料理はほとんど俺が作ったけどたまに作ってくれた。
俺が好きなあれを…。

A「お待たせぇ、出来ました！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「お！筑前煮！覚えててくれたの？」
A「覚えてるも何も、私がまともに作れるものっていったらこれしかないでしょ？(笑)ﾊｲお箸。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ありがと。いただきます！」

大好きな味がよく染み込んだ鶏肉から食べる。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ん…懐かしい味…。」
A「そう？腕は落ちてない？(笑)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊﾞｯﾁﾘ！(笑)」
A「ﾌﾌ(笑)よかった(笑)ぁ、そうだ。ﾁｬﾝﾐﾝ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「何？」
A「ご飯食べたら、のんちゃんをお風呂に入れてくれない？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「俺が？」
A「うん。うちのﾕﾆｯﾄﾊﾞｽじゃﾁｬﾝﾐﾝにはちょっと狭いと思うけどのんちゃんと一緒に入ってくれないかな？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「のんちゃんとお風呂かぁ…いいよ！(笑)」
A「ありがと。ぁ、じゃあお風呂の準備してくるね？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「うん。のんちゃん、ご飯食べたらﾊﾟﾊﾟと一緒にお風呂入ろうな？」

ｼｬﾜｰの音と一緒にﾌﾞﾗｼをかけ、お風呂を洗う音がする。
温かいご飯の匂いとお風呂を洗う生活音に幸せを感じる。
ずっと俺が望んでた夢…。
それが今叶おうとしている…。

ーこれからのこと二人で話さなきゃ…ー

ﾁｬﾝﾐﾝ「そうだな…話し合わなきゃ…。」

でも今日話すのはやめよう。
楽しい時間を壊したくない。
まだ時間はある。
この次来た時、話し合おう…。