Changmin Love me again ２ (ページ21)

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おもてなしの心 side you ページ21

女将「失礼します。お食事終わられましたか？」
A「はい。ごちそうさまでした。」
女将「まぁ！きれいに食べてくれはったんやね。」
A「もちろんです(笑)凄く美味しかったです。」
女将「ﾌﾌ(笑)こんなちっちゃな旅館やけど料理は自慢なんよ？(笑)」
ｷｭﾋｮﾝ「これでもうちの父さん、料亭で板前やってたんだ。」
女将「ｷｭﾋｮﾝ！客室に入る時はきちんと挨拶しなさい！」
ｷｭﾋｮﾝ「ﾊｲﾊｲ。お風呂準備出来たから。いつでも入ってね？」
A「お風呂…あのっ！お風呂って温泉ですよね？この子も一緒に入れますか？」
ｷｭﾋｮﾝ「ぁ…温泉は赤ちゃんには熱いかも…。」

そうなんだ…。
どうしよう…そこまで考えてなかった…。

ｷｭﾋｮﾝ「そうだ！だったら赤ちゃんはうちのお風呂に入れなよ！」
A「え？」
ｷｭﾋｮﾝ「普通の家のお風呂だけど(笑)ね？母さん。」
女将「ええ(笑)その方がええん違う？」
A「ｷｭﾋｮﾝさん…女将さん…ありがとうございます。それじゃあお言葉に甘えてお借りします。」

のんちゃんと一緒にお風呂を使わせてもらうことにした。

A「のんちゃん、おうちのお風呂より大きいね…。」

ﾀｲﾙ張りのﾚﾄﾛなお風呂だけど、ｱﾊﾟｰﾄのﾕﾆｯﾄﾊﾞｽなんかよりずっと大きかった。
のんちゃんもわかってるのか湯船の中で思い切り手足を伸ばしてる。
いつぶりだろう…。
こんなにゆっくりとお風呂入るのは…。
ｱﾊﾟｰﾄだとお風呂に入る時間もｼｬﾜｰの音さえも気にしながら入ってた…。

A「お風呂…ありがとうございました。」
ｷｭﾋｮﾝ「よかったら後で温泉入って来なよ。赤ちゃんは僕たちが見ててあげるから。」
A「いいえ。これで十分です。久しぶりにゆっくりとお風呂に入ることができました。ありがとうございます…。」
ｷｭﾋｮﾝ「ねえAさん。」

急に名前で呼ばれてﾄﾞｷｯとした。

ｷｭﾋｮﾝ「ここにいる間は遠慮なく僕たちに甘えて？僕たちはお客さまがゆっくりとくつろいでもらえるようおもてなしするのが仕事だから。」
A「ｷｭﾋｮﾝさん…」
ｷｭﾋｮﾝ「ぁ！そうだ！これから出かけない？」
A「え？」
ｷｭﾋｮﾝ「とっておきの場所があるんだ！行こう！」