Changmin Love me again ２ (ページ15)

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惨めな時間 side you ページ15

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…っ！」

ｸﾞｯと下部を押しつけ全てを私の中に吐き出した。

やっと終わったんだ…。
終わってﾎｯとする…。
いつの間にか流した涙も止まってた。
愛情も何も感じないただ自分の欲望を満たすだけの交わり…。
ﾁｬﾝﾐﾝの頭の後ろの天井をぼんやり見ながらこの惨めな時間が早く終わってくれるのを待ってた…。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ｼｬﾜｰしないのか…？」
A「…。」

返事なんてしなかった。
ただ天井を見つめながらﾁｬﾝﾐﾝが離れてくれるのを待ってた…。

ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」

黙って離れるとﾊﾞｽﾙｰﾑを開ける音がして、ｼｬﾜｰの音が聞こえてきた。

A「ぅ…うぅ…っ…」

張りつめていた糸がﾌﾟﾂﾝ…と切れたように涙が溢れてきた…。
いつから…？
こんな風に女を抱けるようになったの…？

ー吉田さんとは何もない！ー

吉田さんとは何もないからって私には何をやってもいいの…？
吉田さんに出来なかったことを私にしてるだけじゃないの…？
私なら何をしても許されるの…？

ﾉｿﾞﾑ「ふ…ぇ…ぇ…」

のんちゃんが目を覚ました。

A「のんちゃん…。」

のんちゃんを抱っこすると乳を探して顔をこっちへ向けた。

A「のんちゃん…だめ…汚いよ…。」

ﾁｬﾝﾐﾝに汚された体…。
きれいにする間もなくお腹の空かしたのんちゃんに乳を与える私…。
満足気な顔で飲むのんちゃんを見つめながら、ﾁｬﾝﾐﾝがのんちゃんの父親だということを初めて後悔した…。

【side Changmin】

ﾁｬﾝﾐﾝ「冷て…ぇ…」

どんなに洗い流そうとしても消せない浅ましい自分…。

ーﾁｰﾌを抱いてきて？ー

彼女に言われたから？
Aを守るため？
違う…。
そんなのただの言い訳…。

ーそんな体で私に会いに来るなんて…私をﾊﾞｶにしてるの…？ー

ー誰が先にやったとか関係ない。私を利用して自分の汚れを払拭しようとしないで…っ！ー

ーﾁｬﾝﾐﾝ。私たちは別れてるの。のんちゃんがいるからって元に戻ったわけじゃない…。ー

そうだ…。
俺たちは別れてる…。
彼女のことがなくてもAは俺を受け入れる気なんてない…。
はなから俺を…。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌｯ…ﾌ…ﾊ…ﾊﾊ…ｯ」

彼女に言われたからAを抱いた？
Aを守るため？
違う…っ！
そんなの言い訳…ｯ
俺は…ただ…

ﾁｬﾝﾐﾝ「…自分の…欲に…負けただけ…だ…ｯ！」