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二度寝 ページ2

__暖かい空気。

暖かい日差し

暖かい地面。

あぁ、ここ外かぁ…おかしいなぁ。自分の部屋にいたはずなのに。

まぁいいや…寝よう…


「…?」


揺れているような感覚に、ゆっくりと目をあける。

最初に移ったのは、フワフワな茶髪だ。





「オッッッツ!?」


なんだこれ、どういう状況、え、砂色のコー、え、え、野太い声出たんだけどはっず!?!?


「…おや?起きたのかい。」


私の声に反応して、目の前に映る男性…。

太宰治がこちらを見た。


「だ…だざぁ…さん…」

「えっ?」


あっ(察し)



「なんで私の名前を知っているんだい?

…君は?」


オッッッツ(野太い声)

此奴首傾げよったで!!!

可愛いやん!!?(似非関西弁)(尚中の人は関西人)



の名って入れりゃ映画みたいだよね。


「え、えっと…、

なんか、映画みたいですね…」

「は??」

おおっと今井A選手!!

選択肢を間違えたようだァ!!

なんだよ映画みたいですねって!!

心底引いた顔されてるよ!!

っていうか臭いなこのコート!!(今言うな)



「え、映画…?」


太宰さんは心底不思議そうにまた首を傾げる。



「知りませんか?君の●名は」

「いや、君の名●は知っているけれども…」


あ、こっちにもあるんだ。

っていうかいい加減おんぶ状態から解放してくれないかな。

え?おんぶされてたの知らなかったって?

言ってないもん

おんぶされてたら赤面するだろ?

ごめんちょっと混乱してて…。

これ夢だよね?夢なら寝たら起きれるよね?

っていうか私の親友は?一緒に寝てたはずなのに。

よし、聞こう。


「あの…すみません。一緒に黒髪の子いませんでしたか?」

「それより名前を教えてくれるかい?」


ごめんなさい。言いますから許してください。

トリップしてきたから忘れているということもなく、名前はすらっと出てくる。

「あっ、今井Aです。

で、いませんでしたか?」

「いや、いなかったけれども。」


…じゃあ夢だな!

え?判断基準がおかしい?うるせぇよ。


ちょっと不満そうな太宰さん見て興奮してんだよ察しろ

三度寝→←寝た



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華の幽霊《sgsyu》(プロフ) - 夏目さん» ありがとうございます!頑張って更新していきます! (2018年6月20日 17時) (レス) id: db4eb032b8 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - うわー最初から面白い!いいね!これからも更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2018年6月20日 5時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華の幽霊 | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2018年6月18日 1時

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