一家に一組、すのーまん。つー!

# ページ28

ふっかがどうしても行きたいって言うからゲーセンに来ました。
……クレーンゲームはみにまむでも出来るじゃん。


fk「いや全然違うだろ。見え方もボタンの押し方も違うぞ。ボタンが指で押せるんだぞ!?」


あー……そうか、普段は両手で押してるもんね。


fk「欲しいもの会ったら言えよ、全部取ってやるから」


んー、じゃああのぬいぐるみ!


fk「よっしゃあ任せろ。……あーやっぱ全然違うな、すげえやりやすい」


へーそうなんだ……え、やば! もう取れたの!?


fk「ふん、すげえだろ」


ドヤ顔むかつくわー。


fk「なんでだよ」


……とにかくありがとう。ねえ、あれも欲しい! シナモ○! しょっぴー!


fk「はいはい」


なんだかんだいろんなぬいぐるみ取ってもらって、気づけばふっかの両手が塞がって。
本当にありがとう、さすがに持つよ。


fk「いいって、あーでも公園で休みたい」


ふっかのリクエストにお応えして公園のベンチで一休み。
またいろんな話をしてたけど、突然ふっかが口を閉ざした。
……どうかした?


fk「ねえ、カップルみたいな事……していい?」


どうしたの改まって……いいよ、何?


fk「……目閉じて」


ん……ん?
待って、まさか……マジで!? でもいいよって言っちゃった! どうしよう!?




ぼんっ!




fk「だあー! あとちょっとだったのにー!!」


……何? 目開けていい? 開けるよ?
え、ちょっと!! 嘘でしょ!? このタイミングでみにまむに戻るかね!?


fk「知らねえよ俺だって!! あーキスしたかったー!!」


ちょっと! やっぱキスしようとしてたのかお前は!! あっぶねー!
……黙って狙うからだよ、諦めろ。大人しく帰ろう。


ただいまー。


ru「おかえり……え、ふっかさんは!?」
sk「振った!?」
fk「振られてねえわ馬鹿!!」
ru「え、ちっちゃい!!」
sk「ふっかが元に戻ってるー!」
nb「なんだよその荷物」
ab「ふっかが取ったんでしょ」
kj「なあ、デートの話聞きたい!」
mg「どこまでいった? キスした?」
fk「してねえよ!!」


まあまあ、これからいっぱい話すから。
でも……すっごく楽しかったよ。


fk「っ……」
iw「顔赤いぞ」
dt「照れてるね」
fk「うるせえ!!」

やっぱり末っ子。♪→←#

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