一家に一組、すのーまん。

たまご。 ページ9

さて、今日の晩ご飯はオムライスにでもしましょうかね。
まずはチキンライスを作るー作っていくぅー。


kj「Aちゃんもしかしてオムライス作るん?」


うん作るよー。


kj「俺も手伝いたい! 連れてってー!」


いいけど……手伝うっていっても何かできるかな?
とりあえず康二キッチンへ運びまーす。


kj「俺卵割る!」


あー確かにそれくらいならできるかな。でも大丈夫? 大きくない?
ちょっと待って、チキンライス出来たから一回おいといて……。
はい卵どうぞ。あ、怪我気をつけてね。


kj「大丈夫! 行くで、……やっ!」


ふはっ……待って、頭突きって。
しかもちゃんと割れてるし……あははっ!


kj「待ってAちゃん笑いすぎちゃう?」


だって……あははははっ、やばい、ツボに入ったわ。


ab「A大丈夫?」
dt「康二なにしたの」
kj「なんもしてない」


いや……康二が卵に頭突きするから面白くて。


ab「あー康二の得意技な」
dt「……俺もやろうかな」
ab「え、見たい」


舘さんもやるの!? いいよ、2人ともキッチンにいらっしゃーい。
はい卵。ちなみに康二はこれくらいのひびだったよ。


dt「まあ超えられるでしょう」
kj「な、なんやと……!?」


……それでは、お願いします。
康二と阿部ちゃんも見守る中、緊張の瞬間。


dt「……Party time」


こつん。
ちょっと待って真顔でやらないで。舘さんめちゃくちゃ面白いんだけど……!
しかもほんとに康二より割れてるよ!? ねえやばい! あはははっ!


kj「負けた……」
ab「あははははっ!」
dt「まだまだ修行が足りないな」
kj「くそっ! Aちゃん! もっと卵持ってきて!!」


あはっ……はいはいただいま。
これからは卵使うとき康二と舘さんに割らせよう。絶対そうしよう。

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