一家に一組、すのーまん。

# ページ25

ab「あれー蓮じゃーんやっほー」


こなれた感じでめめに抱きついたのは亮子。お前こなれすぎだよ。笑いすぎてお腹痛いよ。
ようこの状況で抱きつきにいけるな? さては見せつけに行ったな!?


kj「……ねえ、あんた誰」
ab「ん? 蓮の彼女。あんたたちは?」
ru「私が彼女よ!」
kj「ちょっと! 私よ!?」
ab「はあ? 何言ってんの」
sk「待って……お姉ちゃん、私も目黒くんと付き合ってるんだけど」
ab「え!?」
nbkjru「えええ!?」


めめ、お前亮子の妹さく子にも手を出したのか……? 待って、1.2……五股!? はあ!?
なんだこの芝居面白すぎる。しかもみんな上手いんだよ!


ru「蓮のばか……私だけって言ったのに……うわあああん!」
fk「あら、どうしたのラウ子!?」
iw「おい、うちの娘を泣かせたのはお前か」


おーっと! ここでいわふか夫妻の登場!? しかもモンペだね!?
あーっと! パパが目黒を殴ったぁ! 目黒が崩れ落ちたー! さあどうする! どうなる!?


iw「可愛い娘になんてことを……!」
fk「あなたやめて!」
ru「うわあああんパパー!!」
dt「翔子、こんな奴やめて戻ってこいよ」
nb「っ……でも……」
sk「ねえ、目黒くんどういうこと?」
ab「ちょっと、妹にも手出してるってどういうつもり?」
kj「結局あんたの本命は誰なのよ!?」
mg「ふふっ……あははっ」


口元を拭い、不敵な笑みを浮かべながら立ち上がる目黒蓮。
ちょ、めめの正面移動しよ。正面から撮ったろ。


mg「本命ねえ……あはは」


ひとしきり笑ったと思うと、冷たく蔑んだ目で吐き捨てた。


mg「みんな遊びだよ、ばーか」


さあここからは阿鼻叫喚、地獄絵図。もう無理、私は無理……!


ab「……あ、スマホ投げた」
sk「Aが倒れた」
ru「Aちゃん大丈夫!?」
dt「笑ってるだけだよ」
iw「すっげえ笑ってる」


っあいつ、あいつやりおった……! カメラ目線でばーか言ってきた! 鳥肌立ったんだけど!?


mg「……あれ、お前とも遊んでたっけ」


やめろ!! お前みたいなクズとは付き合わねえ!!
なんなんだよ、結局一番ノリノリなのお前じゃねえか!! またやれよそのうち!!


mg「……んふふっ」

Party! Party!! Party!!! ♪→←魔性の男。♪

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