【H×H】ゲームはいちにち さんじかんっ！

捕まった ページ18

今日も今日とてお絵描きざんまいだー！！
お客様の顔を出来るだけ似せて書くぞー？？

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｢ありがとう！すごく似てるよ！｣

｢上手いね！才能あるよ！！｣

と笑顔でお礼を言ってくれる人にニコリと笑って会釈しながら見送る

ここんところ人が増えてくれたおかげでお金がたくさん入ってきてる気がするよ

それに基本みんな多めに払ってくれるしね
断るけどみんな遠慮なんてしなくていいって言いながら私に沢山くれるからこの世の中捨てたもんじゃねぇなーなんて思った

『あー、疲れた……休憩しようかなぁ』

背伸びして椅子に座り直しながら独り言を言っているとスーツを着たイケメンさんが私の目の前に座っていた

｢……君、面白い能力を持っているね｣

『くろぅ……』

｢どうかしたかい？｣

ニコリと笑って私を見つめるイケメンさんの正体は幻影旅団団長である。

危ない危ない、クロロって呼びそうになっちゃったぜ☆
呼んだらきっと殺されても私泣くことしか出来ない

『ええと……能力ってなんのことですか？』

キョトンとしながら答えると団長さんは笑顔で言った

｢隠しても無駄だよ？｣

ぐいっと引っ張られたかと思うと私をお姫様抱っこして路地の方へと行った

やだそんな汚いところ通りたくないせめて大通りをとか思ったけど聞いてもらえないと思う

『あの……』

｢ん？｣

ニコリと笑って私を見てくる
かっこいい顔とかしなくていいから
降ろせよ。いやマジで

『下ろしてください』

｢んー。君の能力気になるからやだ｣

『んー。私も誘拐されるのやだ』

このイケメン野郎は私の話を聞く気がないようで、とても薄暗くて汚そうな廃墟に私を連れていくのだった

廃墟だよ！全員集合！！→←怪しい競売

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