怪しい競売 ページ17
｢なぁ嬢ちゃん……｣
『ほい？』
振り向けばおじさん方が私の周りを取り囲んでいた
『わぁ、おじさんの選び放題やぁー』
｢君いくらなの？｣
おじさん方の1人が私の手を掴んでさすりながらたずねてくる
爽やかな笑みを浮かべて私は言った
『人間ってのはな……お金じゃ変えないんだぜ？』
｢君はいくらなの？｣
『おーっと！話が通じNAI☆』
どうしたものかと考えていると目の前に黒い何かが現れて目にも留まらぬ速さで周りにいたおじさん方を気絶させて行った
『へ？』
驚いて何が起きたか分からずに困惑していると
｢……ありがとう…ございました｣
とメガネっ子さんがお礼を言っていた
『キルア、今の見た？？』
｢んあ？なんにも？｣
それは私にしか見えていなかったようで路地裏の奥に入っていった黒い影は私と目が合うとニヤリと笑った
_________
ホテルに帰る途中でふと思い出す
『キルアの家族って写真だけでもお金手に入るんだよね？』
｢んー、まぁな？｣
まぁ俺に知ったこっちゃねぇけどなーと、キルアはどうでも良さそうにする
『……』
カシャッと音を立ててキルアの写真を撮ると目付きがガラリと変わった
｢おい…｣
『冗談だよぉー思い出思い出！』
捕まえようと手を伸ばすキルアをするりと避けてゴンの後ろに回る
｢てめっ！！おいゴン！そいつ抑えろ！｣
｢もー、Aもキルアも仲良くしなよぉ｣
ゴンが呆れて笑う
『私はキルアと仲良くする気あるよ！』
｢あるなら写真消せ！｣
私を睨みながら唸るがそこには本当に嫌という気持ちは含まれていないように感じた
『それとこれとは全く全く別問題』
ゴンを押してキルアに被さるようにすると私は急いでホテルへと走った
後からこっそりキルアに写真は消されていたけど、その代わり３人で撮った思い出の写真ができました
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おもち - 今でもずーっと待ってます！！！ (2022年3月18日 23時) (
レス) @page33 id: 1990f79425 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 続き待ってます (2020年10月7日 19時) (レス) id: 40f81e8473 (このIDを非表示/違反報告)
煮物 - ギャグみたいな小説好きです！更新頑張ってください！ (2020年3月11日 18時) (レス) id: a01bcb1263 (このIDを非表示/違反報告)
小烏@ゆっくり更新中(プロフ) - しゃーぺん@彩さん» コメントありがとうございます！これから少しずつですが更新していきますので、暖かくみまもっていただけたら嬉しいです！！ (2020年2月1日 20時) (レス) id: d0fd5283a5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - ずっと待ってました(*´∇｀*)更新頑張ってください！ (2020年2月1日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小烏@ゆっくり更新中 | 作成日時：2017年9月21日 7時
