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夢主
青葉城西高校に入学して早3年目。
今日は始業式とともに、私の運命が決まる日である。
そう…クラス替えと席。
多分出席番号であいうえお順だと思うんだけど…
ヲ「おはよー!A!」
『あ、おはよう結衣。』
今まで、ずっと一緒だった幼馴染みの親友、稲雅結衣。ゆいぽんと女子からは呼ばれていたが本人は嫌って言ってたので私は結衣って呼んでる。
結「Aさーん??クラスは一緒ですか?」
『まだ見てないよ?一緒に見るんじゃないの?』
結「あら…さすが私の親友!!!」
『へへへ…?』
「あっ及川さんと同クラ!!」
「私は違った…」
「…及川さんきたよ…!!」
「ほんと…!!挨拶しなきゃ…!」
?????
結「どこのファンクラブだっつの…」
『うん…』
朝っぱらから元気がいいんだなぁ…
私なんか眠いのに…
結「えっと私たちのクラスは…」
結衣の言葉で我に帰る。
クラス表みたいなのを眺めて自分たちの名前を探す。
結「んんんんん!やっぱり…!私たちは…最強だ!」
まだ探せてない私にここここと指を刺して教えてくれる結衣。
そこを見ると…
『一緒だ…』
私の名前と結衣の名前が見えた。
結衣「これで12年目だね!」
『うんっ!』
2人で微笑んでると。
「「「「キャー!及川さぁぁぁぁぁん!」」」」
女子たちの叫び声が聞こえてきた。
及川徹。
中学も多分一緒だったような??
でも、違ったような気も…
結「あ、及川君こっちくる。」
『へ?』
及「岩ちゃん、同じクラスかな!?」
岩「お前は園児か。」
及「酷くない!?ていうか冷たくない!?」
…わぁ、仲良い。←
結「あ、A退かないと…『はぶぇ!』ほらやっちゃった…」
結衣の声が全く聞こえていなかった私はしっかりと及川君にぶつかってしました。
こういう時は、謝るんだっけ…
『えっと…すいません?』
及「こちらこそすいません?」
岩「何してんだ?」
及「ぶつかったから謝ってたの!」
岩「なにやってんだよ!お前前見て歩けないのか?クズ川!」
及「え!?」
岩「なんか及川がごめんな。」
お話が読めません…
なんで返せばいいの??
助けて…結衣…
結「あぁぁぁぁぁ!こちらこそすいません!!
こっちの不注意でもあるんで!!」
『結衣』(涙目)
結「ん"…いい行こう!」
そうして私たちはこれからのクラス、
“3年5組”へ向かうのであった。
***
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作者名:みずかぜ | 作成日時:2020年8月25日 22時