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冬己side
俺は今母さんを探している
毎年恒例行事だが……
いつも見つけられずにタイムアップ
母さん隠れるのうめぇんだよ！
まぁ、
なぜこんなことになっているのかというと
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『冬〜己、いつものしよー！』
この時期のいつものといえばあれしかない
冬「あぁ、制限時間は30分な！」
『了解！じゃあ5分後スタートだよ！』
と言って母さんは走って行った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その名を、隠れんぼと言う
友達や家族でやることランキングの
上位に入るものだ
だが
俺たちのはひと味違う
勝った方が負けた方に1つ命令できるルール
毎年俺は母さんを見つけられずに時間が過ぎる
今年こそはぜってぇ見つける！！
まず、客がいるから賑わうところは却下。
すると選択肢は限られてくる。
まず俺が向かったのは旅館のロビー。
一見、客が多そうだが母さんはここら辺に隠れていたことがあった
あと残り、27分弱。
ロビーに着いたところで入口に車が止まっているのが見えた。
そこから出てきたのは
爺こと、木々根助。
爺ならなんか知ってるかもしれねぇ
俺はそう思い、外へ出た
冬「おい、爺、母さん見なかったか？」
俺が爺に話しかけると客は俺の方を向いて
硬直した。
あ？
意味がわからねぇ
木「冬己様、見ていませんよ？それにお客様が冬己様に話があると」
あ？
どうせ母さんあり気だろ
冬「あ？今忙しいんだあとにしろ」
俺がそう言うと、
客は俺と髪色が同じ客を交互に見渡す
そして俺と髪色が同じ客が
爆「お前、母さん探してんのか」
そう言った。
冬「誰だ、名乗れ」
俺がこう言うと客は必ず怒る。
その後、母さん達に怒られる。
まぁ、日常茶飯事だ。
俺は半分諦めのような感じで聞いた
だが
爆「爆豪勝己だ。お前母さん探してんのか」
俺は驚いた。
怒らねぇ客なんて初めてだったから。
冬「………あぁ」
冬「…居ねぇなら俺は戻る」
少し驚いたが、居ないと分かれば引き返す。
腕時計見ると21分ちょっとまでになっていた。
やべぇ、これだとまた負けるっ！
そんとき、
爆豪勝己と名乗った奴が俺の手首を掴んだ
冬「あ？何すんだよ！」
するとそいつは言った
爆「俺も探す。てかぜってぇ探す」
冬「はぁ？」
思わず声を出してしまった。
おめぇには関係ねぇ…
そう言おうとした
でも言えなかった
そいつの目が決意に溢れていたから。
まるで時々見る母さんの様に……
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花林糖 - 好きですこの話！！！ (2021年9月8日 20時) (
レス) id: 5e844f1311 (このIDを非表示/違反報告)
アオゾラ(プロフ) - 轟百さん» コメント返せなくて申し訳ございません！私は原作大好きなのでパーフェクトと言ってくれて本当に嬉しい限りです！！更新は少しずつ頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年10月7日 10時) (レス) id: c9c7cdd59a (このIDを非表示/違反報告)
轟百 - 空白や､!。の使い方が面白いし、何より原作に沿ってるのがﾊﾟｰﾌｪｸﾄ (2018年9月17日 6時) (レス) id: bcf0298a69 (このIDを非表示/違反報告)
アオゾラ(プロフ) - もっけ太郎さん» 教えて頂きありがとうございます！！面白い、と言われたからには頑張ります！！少し遅くなるかも知れませんが……見てくだされば幸いです！ (2018年9月2日 9時) (レス) id: c9c7cdd59a (このIDを非表示/違反報告)
もっけ太郎(プロフ) - すっごく面白いです！無理をしない程度にがんばってください！あと、違ったら申し訳ないんですけど、名前は(名前)と打つと設定通りになりますよ！ (2018年9月2日 5時) (レス) id: e67a68f3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオゾラ | 作成日時：2018年8月24日 20時
