番外編：体育祭2 ページ26
学校へ着くと、クラスには同じクラスの
岸盾牙 (きしこうが)と
桐生械 (きりゅうかい)が既に居た。
盾「おっす、冬己！はよ！」
盾牙は男気が強く、時々暑苦しいが一応クラス内では特に仲がいい。
本人曰く、烈怒頼雄斗とアイツに憧れているらしい。
械「おはよう」
こちらはクールに見えるが、本人はぼーっとしてるだけ、と言っている。
機械系はこいつの十八番だ。
ちなみにだが、クラスの奴らは俺の親のことを知らない。まぁ言ってないだけだが。
こいつらに「はよ」と挨拶をし、最終練習場所に向かう。
盾牙は同じ応援団なので一緒に行くが、どうやら械は早く来させられたらしい。
俺たちの向かったホームには既に何人かの先輩たちがいた。
その中でも俺たちに最も早く気づいたのは
紅組応援団長、
白銀龍也(しろがねりゅうや)先輩だ。
龍「おはよう、岸！爆豪！」
この先輩も暑苦しいに尽きる。
ただ、この先輩は爆心地のファンだ。
口の悪さと個性がかっこいいんだそう。
練習が終わり、クラスに戻るとほとんどの生徒がいた。
そして…
？「やっほー、お疲れー！！」
桃原兎(とうはらうさぎ)…
俺に構ってくる女子、こいつとは小学校も一緒だった。俺の後に何かとついてくる奴。
兎「マッサージしてあげましょうかー？」
冬「断る」
兎「遠慮しなくていいんだよー？」
冬「してない」
そしてとてもうるさい。犬かお前は。
いや、兎だったな…
そして早くもグラウンドへ
運がいいのか悪いのか
盾牙、械、桃原とは同じ紅組だ。
校歌を歌い終わり校長の長い話が始まった
まぁ
怪我なくや
みんな仲良く
など全て定番なのだが…
俺、いや俺たち飽きていた頃、
観客の方がザワザワと騒ぎ始めた。
それにつられて、数人、また数人と後ろを振り向く。
振り向いた人達は「本物！？」や「まじかよ…」
などの驚きの声を上げていた。
ほぼ数人が後ろを向いた頃だ
俺はもちろん向いていない
何となく予想は出来たからだ
まぁ外れてほしい、予想なのだが
盾「見ろって冬己、本物だぜ！！」
隣にいた盾牙が言った。
後々面倒になりそうなので振り向くとやはり、
母さんとアイツ、それに陽葵と朝陽までもが
観客席でこちらを見ていた。
冬「めんどうになりそうだな…」ﾎﾞｿｯ
と1人小さく呟いた。
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花林糖 - 好きですこの話！！！ (2021年9月8日 20時) (
レス) id: 5e844f1311 (このIDを非表示/違反報告)
アオゾラ(プロフ) - 轟百さん» コメント返せなくて申し訳ございません！私は原作大好きなのでパーフェクトと言ってくれて本当に嬉しい限りです！！更新は少しずつ頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年10月7日 10時) (レス) id: c9c7cdd59a (このIDを非表示/違反報告)
轟百 - 空白や､!。の使い方が面白いし、何より原作に沿ってるのがﾊﾟｰﾌｪｸﾄ (2018年9月17日 6時) (レス) id: bcf0298a69 (このIDを非表示/違反報告)
アオゾラ(プロフ) - もっけ太郎さん» 教えて頂きありがとうございます！！面白い、と言われたからには頑張ります！！少し遅くなるかも知れませんが……見てくだされば幸いです！ (2018年9月2日 9時) (レス) id: c9c7cdd59a (このIDを非表示/違反報告)
もっけ太郎(プロフ) - すっごく面白いです！無理をしない程度にがんばってください！あと、違ったら申し訳ないんですけど、名前は(名前)と打つと設定通りになりますよ！ (2018年9月2日 5時) (レス) id: e67a68f3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオゾラ | 作成日時：2018年8月24日 20時
