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藤side2-2 ページ5

別に恋愛感情なんてない








本当に?






この感情がいまはなんなのかが本当にわからない



本当に強がりでもなければ
本当に嫉妬もしないのだから




ただふとしたときに考える




あのまま昔のように北山と兄弟のような感じで接していたら、今のような距離はなかったのかな



なんて





あのときの言葉や態度、行動が




全て



全て後悔しかなくなるようなことなんて





なかったのかな、なんて







ただただ、時間の無駄だとわかっていても。









鮮明に記憶に残るあの日のあいつを思い出すと









吐き気がするんだけどね――――

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作者名:minimitu | 作成日時:2016年2月14日 5時

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