もぐもぐ6回 ページ7
依頼されてから一週間たった
その間に柏崎はブラック本丸に見習い(僕)をよこすと連絡し
僕は刀剣男士達の事や結界の破り方、手入れ等々の事をみっちり頭に叩き込んだ
黒い魔導四輪に似た乗り物に乗り、ブラック本丸に向かった
『……うぇっ、気持ち悪い』
その本丸は明らかに空気が淀んでおり、そして汚い
『最悪だ』
柏崎はさっき「検討を祈ります」と言ってさっさと帰っていった、解せぬ
するとギィと鈍い音を立て、扉が開いた
途中で止まったりしていたけど
扉が開くと中から化粧の濃い女が出てきた
「貴方ねぇ?見習いって言うのはぁ、私はぁ愛羅よぉ」
僕は愛嬌良くニッコリ笑う
『はい!"俺"は大貴(ダイラーから)って言います!嬉しいなぁ、こんなに綺麗なお姉さんに指導してもらえるなんて!』
俺と言ったから分かると思うけど、男装してます
この女が男好きなのは分かりきっているから
昔食べた魔法を使って姿を変えた
180cm代の銀髪碧眼の美少年になった
こいつ臭い、近寄りたくない
「そんなこと無いよぉ……宜しくねぇ!大貴君!」
『そんなことありますよ!宜しくお願いします!』
じゃあ案内するわね、と女は僕の腕に絡みつき、何故か恋人繋ぎもさせられた
うぇっ、キモい
「ここがぁ大貴君のお部屋だよぉ!私のお部屋はぁ隣だから、何時でも来てねぇ!」
『はい!』
しかしここの空気はホントに不味い
ウェンディとシェリアには絶対越させられないレベルで不味い
「こっちがお風呂でぇ、あっちが厠よぉ……あっちの方には刀剣男士達の部屋があるからぁ」
『了解です!』
「じゃあ大広間に行きましょぉ、皆に紹介するわぁ」
『はい!』
こいつ小文字多いな、うんざりするレベルで
『ねぇ、愛羅さん』
「なぁに?」
こっちを向いた女の肩を優しく掴み、正面を向かせ
首筋をパクっと噛む
「あっ、大貴くぅん……(この男、早速私に惚れたわね)」
見たとうり、僕は食べた、または噛んだ人間の生い立ちや思ってることなどが分かるのだ
しかも何時でも
「だぁめ、今夜……ね?」
何もするわけねぇだろ←
『ご免なさい、愛羅さんが誰かに取られないように、と』
こっそりキスマークも付けた、サービスじゃこらぁ!
「うふふ、かぁわいい(チョロかった)」
『愛羅さんの方が可愛いですよ』
僕は知ってるよ
こっちを見てる刀剣男士が居ることを
ねぇ、五虎退ちゃん
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月明かりと紅色(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます!そして遅れて大変申し訳ございませんでした!バッカスですね?あの酔っぱらいの……成る程……分かりました、頑張ってまずネタを考えます!←追々書ければいいなと思います、これからもこ小説&続編をよろしくお願いします! (2018年9月5日 2時) (レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - フェアリーテイルのバッカスの小説も書いて欲しいです バッカス大好きなんで (2018年8月6日 23時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます!応援してくださるなんて嬉しいです!これからも頑張ります! (2018年6月12日 11時) (レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年6月12日 8時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - ミリアさん» ご希望に答えられていて私もよかったです! (2018年6月5日 19時) (レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2018年5月11日 2時