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恐怖__terror__ ページ6

__その日もいつものように、僕は同級生に苛められていた

ただ違うのは

いつもよりも何倍も苛めがエスカレートしていたこと__


「お前本当にウザいんだよ!いつもAに守られてばっかでよぉ!お前みたいなひ弱なニホンジンなんてここには要らねぇ!」

「死んじまえ!!」


___その言葉は子供のよく言う戯れ言でしかない、ただ打ち所が悪くなければ

体を思いっきり押され、僕の体は背後の道路に跳んだ___


『ジョルノ!!』


___次の瞬間、ドンッと鈍い音と甲高い悲鳴とタイヤが摩れる音が耳に入る

目の前には真っ赤になった君

その足は曲がることの無い方向に曲がっていて___


「……A……?」


___この日ほど恐怖と後悔をした日はないよ___

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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2019年3月17日 2時

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