終結 ページ24
「まさか……」
「Aさん……?思い出したん!?」
兄弟子殿も俺と同じことを思ったらしくAさんに共に駆け寄る、しかしAさんは俺達の姿にも声にも反応することもなく肩で息をしている
輝いていた琥珀色の瞳は今は閉じられている、そしてか細い呼吸を繰り返したかと思うとAさんの体がゆっくりと俺の方へと倒れてきて___
「Aさん!?」
『はっ、はっ……うぅ……』
抱き止めた体は熱く火照っていて、頬を真っ赤に染めたAさんは苦しそうに息をこぼした、実際顔も苦しそうに歪んでいる
「れっれんごく!?Aさん何で倒れてしもーたん!?何で苦しそうやねん!?なぁれんごくっ!」
「落ち着け!熱だ、それも高熱……急に呼吸を使ったせいで体が付いていってないのかもしれない……」
以前もAさんは技を使い倒れてしまった……くそっ!俺があの不良達を早急に気絶させられていたらAさんは呼吸を使うことはなかったのに……!
「兄弟子殿、救急車と警察を……」
「今呼んだ……これ俺の電話番号、Aさんの病院決まったら連絡してや」
そう言うと兄弟子殿は倉庫から出ていこうとする、そして扉付近で俺の方に振り向き
「Aさん、頼むで」
「うむ、任された!」
そして今度こそ兄弟子殿は倉庫を出ていった
程無くして救急車と警察がやって来てAさんは近くの病院に運ばれ、俺は警察から事情聴衆を軽く行われた後Aさんの運ばれた病院を兄弟子殿に教え病院に向かった
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Frozenheart_99(プロフ) - 月明かりと紅色さん» 愛念のある作品の作者さんのお力になれたのなら、感慨深いです!これからも応援しています! (2019年8月15日 3時) (レス) id: b1cd95b247 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - Frozenheart_99さん» コメントありがとうございます!勉強になりました!本場の方にアドバイス頂けるのは大変嬉しいです、これからも関西弁で可笑しな所があってもなくてもコメントしてくださると作者の励みになります! (2019年8月14日 0時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
Frozenheart_99(プロフ) - 何時も愛読させて頂いてます!私関西の人間なんですけどしばくって言うのは殴る蹴るなどの暴行よりは「あんた〜ええ加減にしなしばくで〜笑笑」って感じですかね!殴ったり〜で大丈夫だと思います!口出しすいません!関西弁をわざわざ使って頂けるのが嬉しくてつい… (2019年8月14日 0時) (レス) id: b1cd95b247 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます!そうですよね、私もそんな煉獄さんのギャップに悶えた人です!これからも不器用ながらに頑張りますので、ぜひ彼女彼らの未来まで見てくださるととっても嬉しいです! (2019年7月23日 22時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 煉獄さん凄く格好良くって、でも時々天然で可愛い所もあって凄く良いですよね!!続き楽しみにしていますね!! (2019年7月23日 18時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2019年7月2日 21時