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『馬鹿にするなよ……私は誇り高きファナリス、自身より格下の相手に逃げるなどするわけがない』
ボソリとそう呟き、オールマイトが化け物の相手をする中もう一匹の怪物に向かう
「おいA！」
『ジュダル、行くぞ』
「おう！」
止めに入る焦凍を無視し、ジュダルと共に化け物に向かう
『アシュタロス！』
「
手元に戦斧が現れ、ジュダルの攻撃で固まった化け物に向けそれを振るう
化け物は砕き、真っ二つにしたものの再生が速い為直ぐに元通りだ、オールマイトはラッシュを撃っているが生憎私にはそこまでの事は出来ない
……確か脳を抉るんだったか？いやしかし、怪力とは言え殺すのは良くないのだろうか
『ジュダル！アレは閉じ込めることにしよう』
「？殺さねーの？」
『愚か者、この世では殺しはご法度……窮屈な世だな』
私は別の眷属器を光らせる
『ヴィネアより生まれし眷属よ、我が身を捧げる……我が身と1つになれ』
ヴィネアの眷属器が光り、私の体も変化する
髪は蒼に、肌には鱗が、手足に水掻きが生える、鋭いヒレが所々に生える
『不幸中の幸い、ここには水が多くて助かる……』
私は水を操り化け物を中心に閉じ込める、化け物より二周りほど大きくなったとき
「
ジュダルの氷魔法で水ごと覆う、氷も何重にも分厚くし水と氷の檻の出来上がりだ
壊されることはあるかもしれないが、それ以外は私達が解かなければアレが出ることは出来ない
どうやらオールマイトの方も既に倒し終わってるらしく何かを話している
黒いモヤがオールマイトに襲いかかる、その前を水の壁で塞ぐ
それと同時で銃弾が敵の手に穴を開けた、銃弾は止まることを知らないのか何発も射たれる……オールマイト達にも当たるぞ
オールマイトと緑谷も水のヴェールで包み銃弾が当たらぬようにする
……よく見えないな
『すまないジュダル、今目の前が真っ赤で……何も見えない』
「眷属器使いすぎたな」
『その様だ……あと頼んだ、尻拭いさせてすまない……』
瞼を閉じ、体は重力にしたがい後ろに倒れていく
それを細身だが引き締まっているジュダルが支えたのを感じながら私は意識を飛ばした
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真昼 - 更新頑張って下さい！ ずっと待っています！ (2022年3月10日 15時) (
レス) @page15 id: a5d21eaed1 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - あんこさん» 優しいコメントありがとうございます！マギ好きな人少なくて……本当、見てくれてありがとうございます！これからも頑張らせていただきます！ (2019年7月8日 0時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - めっっちゃ好きです！マギもヒロアカもどっちも好きなのですごく読むのが楽しかったです。もっと早くこの作品を知りたかった…！更新、無理のない程度に頑張ってください！ (2019年7月7日 19時) (レス) id: c12f380ffd (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 天野 蛙さん» コメントありがとうございます！褒められるのって照れますね……(*´∀｀*)ﾎﾟｯ、応援に応えられるよう頑張ります！ (2019年6月30日 13時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
天野 蛙 - 続編おめでとうございます！お話の展開や書き方がすっごい好きです！勿論、夢主ちゃんも格好良くて好きです。応援してます！ (2019年6月29日 22時) (レス) id: 45fc51b9a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月明かりと紅色 | 作成日時：2019年6月25日 11時
