もぐもぐ48回 ページ5
途端に布団の重みが無くなり、ほんのりと目が覚めた
二度寝しようと寝返りを……
うてなかった
お腹辺りに何か抱き付いてるらしい
もうこのままでいいや、と思い
もう一度意識を落とそうとすると
「薬研んんんんんんん!!??」
と言う一期の叫び声
完全に目が覚めた
『……一期、煩い……あ』
目を開け、抱き着いている何かを見ると
「……ん、?」
『薬研……?』
「……んー、はよっ……たーいしょっ」
へにゃりっと笑う薬研が居た
『うわ……天使』←
薬研は僕の胸辺りにグリグリと顔を埋めた
『可愛い……』
朝から良いもの見た、とホクホクしてると
「薬研」
横から圧のある一期の低音が響いた
「一寸こっちにおいで?」
え、笑顔が黒い……ヒエッ
「ん?なんだ……いち兄……ふわぁ」
「いいから来い」
一期は恐ろしい顔で薬研の襟を掴んで引き摺り廊下に消えた
ごめんな、薬研……一期怒ると怖いから、助けられん
僕はソッと消えていった薬研に手を合わせた
「……なにやってるの?」
僕をお越しに来た国広にこう告げた
『御愁傷様、だ』
国広は首を傾げ、?を浮かべた
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ハイキュー大好き!!(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新頑張ってください!! (2020年10月9日 16時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2018年6月22日 3時