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もぐもぐ51回 ページ9

その夜、僕達は敵のアジトに侵入していた

主に屋根から回りを監視する組、屋根裏から待機する組、物陰から進み被害者を救出する組、敵を捕らえる組で別れる

監視組が三人、待機組が三人、救出組が三人、捕獲は僕一人

物音は立てないように慎重に進む

ウォーレンの念話で常に連絡できるようにしてある


『監視は?』

«「問題ありません、政府は数メートル先に待機しています」»

«「敵の増援も無さそうです」»

«「扉はしっかり閉めてる」»

『了解、前田ちゃん秋田くん小夜ちゃん、ありがとう』


『待機組、持ち場に着いた?』

«「あぁ、何時でも行けるぜ?」»

«「こっちも大丈夫だよ」»

«「何時でも呼んでくれよ、母上」»

『了解、薬研と国広と貞はそこで待機』


『救出組は?どのくらい進んでる?』

«「見張りは捕まえたよ、今檻から出してる」»

«「後は避難させれば完了です」»

«「これが終わったら増援に行くからな」»

『分かった、乱ちゃんと鯰尾ちゃんと愛染、ありがとう』


僕はゆっくりと進んでいく




暫く進むと、ホルマリンの様な大きな機械を人々が見ている大きなところに着いた

『失われた魔法【影踏み】』


音もなく、影は手前に居た奴等を飲み込んだ




『テイクオーバー』

テイクオーバーで研究者に変わり、少しずつ影で飲み込む


そして最後の一人の背中の前に来た



バッと首筋に鉄で出来た剣を当てる


「!?」

『動くな、動いた瞬間手前の命は無いと思え』


「……何者だ」

『手前が知る必要はない』



こいつも影に落とそうとしたとき



«「大将!後ろ!」»

薬研の声が響き、ガキンッと剣が交わる


研究者はホルマリン機械のボタンを押し、ホルマリンの中身を出した


そこには




『……アヤネ…?』


剣を交えている人の顔を見れば、僕は絶望に近い感情を覚えた


『ハルネ、さん』



「やっぱりか……道理で感じた事があるはずだ」

研究者はゆらりと立ち上がる


「なぁ?A」


ぶわっと冷や汗が溢れる


『あ、ある…じ』


何でここに、居るの?

もぐもぐ52回→←もぐもぐ七夕ですね



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ハイキュー大好き!!(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新頑張ってください!! (2020年10月9日 16時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2018年6月22日 3時

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