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伊野尾side
「やだ、あるけないもん…」
�癲屬海海泙琶發い討�ただろ。笑」
少し早めに出勤した病院。
渋々…といった様子でついてきた涼介を診察室に案内しようとすると、そっぽ向いて対抗される。
涼「…寝たら治る」
�癲屬呂い呂ぁ�おいで」
涼「あっ、もう………」
赤く染まった頬がぷくっと膨らむのは、急に体が浮いたからかな。
「おはよ」
涼「…ん」
有「なんだよそっけないな。笑」
涼「っ、…どこいくの、……」
有「なに。素直に離れないでって言えば良いのに」
涼「…るさい、」
出てくる前は可愛げな声色で大ちゃんを求めていたのに、いざ目の前にするとツンツンしちゃう涼介。
��子供じゃないもん��なんて言う割には手を繋いでもらって安心しているけどね。
涼「大ちゃん今日……いそがしい？」
有「ん？まぁそれほどに。」
涼「……裕翔くんはぁ？」
�癲崢或任靴討襪�ら黙ってて。笑」
熱のせいでふわふわしているのかいつもよりゆったりとした喋り方で、診察は見事にクリア。
でもきっと頑張るのはここから……
有「ちょっと上向いて。危ないから手は膝の上な」
涼「なに、…っ！……やだ、やらない…っ…」
有「一瞬で終わるから。ね？」
�癲嵶枠瓦い�〜、頑張れ」
涼「けほっけほ……っ、た………ごほ、…泣」
長い綿棒が出てくると自然と後ろに下がってくる身体を大ちゃんに抑えられ、その違和感と痛みに耐えるとキッと牙を突き出すかの様な睨み。
その目は少し充血もしていて、まったく怖くはないんだけれど。
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作者名：みにむ | 作成日時：2022年6月15日 11時
