腐男子39% ページ43
えーっと今の人数は、俺と郁ちゃん入れて6人か。
高校生同士で喋っている微笑ましい4人を見る。
『ねぇ、郁ちゃんあと一人どうしよう。』
「あー。そうだな。」
「あ、あのっ!」
いきなり後ろから声をかけられたので驚きながら後ろを振り返れば、青と白のジャージを着た男の子が立っていた。
『?どうしたの?』
「えっと、俺青葉城西の2年セッターの矢巾秀って言います。椎那さん達のチームに入ってもいいでしょうか!?」
いきなりの申し出。
俺としてはとっても嬉しいのだが、これから試合がある青葉城西の人に入ってもらうというのも気が引ける。
それに、主将に正式に申し出もしてないのに。
『えっと、俺は助かるんだけど。主将は大丈夫なの?』
「はい。ちゃんと言ってきましたので!」
そう言った秀君は強い目をしていて俺達から何か学びたいと思っているようだった。
ははっ。
俺もだけど本当にここにはバレー馬鹿しかいないんだね。
『じゃあ、宜しくね。秀君。』
「ありがとうございますっ!」
笑いながらそう返せば秀君は嬉しそうに笑った。
『よしっ!仲間げっと!これで高校生のイチャつきが見れる筈!』
「やめろ。アホ。」
『って!もー。郁ちゃん!俺の頭が馬鹿になるよ!?』
「お前がそうなることはないだろ。」
こそこそと自分の中で企てていたことにガッツポーズをしていれば、郁ちゃんに叩かれた挙句呆れたような目で見られました。
でも、腐って大事だと思うよ?
切実に。
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無気力人間A(プロフ) - コメ失礼します!とっても面白いですね!ツッキー視点のアホ毛のくだりで夜中に声を出して笑ってしまいました… (2020年1月4日 3時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - ハユさん» そう言って頂けて嬉しいです。更新が停滞してしまってあれ?どう書いてたっけとなるので不安になります笑お気遣いまでありがとうございます。ハユ様も塩分と水分をとってください!コメント下さるだけで嬉しいので気にしなくていいですよ!長文すみません。 (2018年7月21日 16時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
ハユ - すみません続編の方じゃなくてこっちにコメントしてました。 (2018年7月21日 12時) (レス) id: dd2e3fe61f (このIDを非表示/違反報告)
ハユ - 続編も相変わらず面白いですね!熱中症に気をつけて頑張ってください(^^) (2018年7月21日 12時) (レス) id: dd2e3fe61f (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - Shinoriさん» ありがとうございます。そうなんです!博多弁を入れております!方弁男子をあまり見かけないので入れてみました!いいですよねぇ…(*`ω´*)椎那『Shinoriさんも!?同じ出身やね!こっちに来ると豚骨ないけんラーメンが…』(アホ毛がしゅん) (2018年5月5日 20時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もーふ | 作成日時:2017年10月14日 18時