検索窓
今日:16 hit、昨日:13 hit、合計:563,086 hit

腐男子30% ページ31

それから、Aと目を合わせて会話をする。



「(お前の叔父さんだろ。お前が言え。)」

『(いやいや!確かにそうだけど!)』

「(あれはふせればいいだろ。俺は知らん。)」

『(郁ちゃんの意地悪!)』




目をあわせて会話を強制終了させ、俺は我関せずと残りのカレーを食べる。

そんな俺に何を言っても無駄だと判断したAはその重い口を開いた。





『…あの人は俺の親戚かな?母方の母さんがあの人の妹。』

「へー、そうなんすか。…。え!?」

「「「えええええ!?」」」




いつの間にか聞き耳を立てていた食堂にいた部員達が驚いた声をあげる。




「え、という事はあの鍛治くんと血が繋がってるって事だよネ!?」

「まぁ、そういうことだろうな。」




牛島と同じジャージを着た赤い髪の男と隣の白髪の男がそう言う。

そして俺には他校からの意見が見えた気がした。




「「「(親戚!?似てなっ!!)」」」

『?』




まじまじと見られるA。


まぁ、確かに似てないし、無理もないな。


俺は首を傾げるAを見ながら苦笑いをする。


そして、次は日向が声を上げた。





「あのっ!その頭の奴って何なんですか!?」

『え?頭の奴?』

「そうです!そのぴょんぴょんしたりぐわーって立ったりしてる奴です!」




表現力は乏しいが何となく言いたいことはわかる。

Aの揺れてるアホ毛のことが聞きたいんだろう。


…本人は無自覚だけどな。


すると、周りの部員達もそれが気になっていたらしくさりげなくこちらに視線をよこしてくる。


わかり易過ぎるけどな。


日向の言ってることが分からなくて首を傾げるが、それと同時並行にアホ毛も?マークを作る。





「A。その頭のアホ毛の事だよ。」

『あー!これね。昔からあるんだよね。引っこ抜いちゃったら禿げちゃうから抜いてないんだよ。』




助言してやれば、分かったようで説明するが聞きたかったのは多分それだけじゃないと思う。

腐男子31%→←腐男子29%



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (506 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1242人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

無気力人間A(プロフ) - コメ失礼します!とっても面白いですね!ツッキー視点のアホ毛のくだりで夜中に声を出して笑ってしまいました… (2020年1月4日 3時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - ハユさん» そう言って頂けて嬉しいです。更新が停滞してしまってあれ?どう書いてたっけとなるので不安になります笑お気遣いまでありがとうございます。ハユ様も塩分と水分をとってください!コメント下さるだけで嬉しいので気にしなくていいですよ!長文すみません。 (2018年7月21日 16時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
ハユ - すみません続編の方じゃなくてこっちにコメントしてました。 (2018年7月21日 12時) (レス) id: dd2e3fe61f (このIDを非表示/違反報告)
ハユ - 続編も相変わらず面白いですね!熱中症に気をつけて頑張ってください(^^) (2018年7月21日 12時) (レス) id: dd2e3fe61f (このIDを非表示/違反報告)
もーふ(プロフ) - Shinoriさん» ありがとうございます。そうなんです!博多弁を入れております!方弁男子をあまり見かけないので入れてみました!いいですよねぇ…(*`ω´*)椎那『Shinoriさんも!?同じ出身やね!こっちに来ると豚骨ないけんラーメンが…』(アホ毛がしゅん) (2018年5月5日 20時) (レス) id: 389f10ddc3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もーふ | 作成日時:2017年10月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。