114 coffeebreak【2】 ページ14
---YOUside---
男の子が外に行った事で
店内は何事も無かったかのように
穏やかな空気に戻った。
珈琲を飲もうとカップを持った時
横から視線を感じ
再び隣の席に目をやると
お母さんがこっちを向いていてぎこちない日本語で「ごめんなさいね」と謝って下さった。
全く気にしてないって事を
伝えたいけど･･･
この場で韓国語を使いたくなくて、首を横に振って微笑むことにした。
ご夫婦は私のジェスチャーが伝わったみたいで
穏やかに微笑みを返してくれて丁寧に会釈をしてくれた。
つられて私も二人より深めに会釈を返したケド
これ以上の深入りは不要だから
バックの中からスマホを取り出し操作することで
ご夫婦との繋がりを切ることにした。
あ、夏樹からメールが来てる。
しかも返信が遅いって怒ってるし(〜_〜;)
手帳でシフトを確認して
休みの日を教えるメールを送信。
シン君とまたすぐ会えるのね。
楽しみだな♪
そんなことを考えて
気持ちがワクワクしてきたところで隣の席の男の子が戻ってきた。
『母さん!兄さん一緒に中華街へ行きたかったって不貞腐れてるよ(呆)。もうホテルに戻るって言ってるのに横浜駅で待ち合わせして夜景を見に行こうだってさ！』
『あらあら･･･疲れてるだろうからって気を使ったのに。ジョンウンにそんな気遣いは必要なかったのね(苦笑)お父さん、どうしましょうか？』
『一度言い出したら聞かないだろう。その駅に移動して待とう。』
『もうこっちに向かってるらしいから〜兄さんの方が先に着いてるはずだよ。あ、ここってカード使えるかな!?日本円の持ち合わせもうギリギリなんだよなぁ〜。』
そんな会話をして3人はコートを羽織りレジへ向かっていった。
去り際、
お母さんと再び目が合って
お互い笑顔で会釈した。
スマホに視線を落とすと
メールを受信している最中だった。
早っ!!
夏樹からだ(笑)
そのメールに返事を打っていると･･･さっき聞いた男の子の声が再び聞こえ始めた。
『えぇ〜!?カードダメなの？
参ったなぁ〜Σ(ﾟдﾟ；)』
レジの方を見ると
店員さんが思いっきり迷惑そうな顔をしながら「ジャパニーズ マネー オンリー!!」って大声で怒ってる(汗)
周りのお客さんも何事!?
って感じで好奇な目で見てるし･･･あのご家族が可哀想すぎるよ。
･･･同じ接客業で同じ日本人として、あの店員さんの態度はどうかと思う。
っていうか許せない。
お客様を傷つける行為だよ。
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mimi(プロフ) - ゆうさん» ゆう様 引き込まれて頂けて嬉しいです♪でも、寝不足はお肌の大敵と言われているのでお休み下さいね(^^) (2017年2月23日 18時) (
レス) id: 21e591ee6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 前章より引き続き読み進め。引き込まれ中です。もう寝なきゃいけないのに、続きが気になってやめられません(笑) (2017年2月23日 1時) (レス) id: 4e34045293 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - りんさん» 好きになって下さってありがとうございます(≧∇≦)/凄く嬉しいです♪ やっと再会した二人のその後を丁寧に描いていく予定なので楽しみにして頂けると幸せです。 (2013年4月11日 23時) (レス) id: 21e591ee6f (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この作品大好きです(*^^*) 4章も楽しみにしてますね(^q^)あまり無理せず、更新頑張ってください^^ (2013年4月11日 22時) (レス) id: 8c1c90ae9c (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - さゆりさん» 楽しみにして下さり本当にありがとうございます♪はい(^o^)／物語の進みはタンコマでも更新はコンスタントを目指して頑張ります♪ (2013年4月11日 21時) (レス) id: 21e591ee6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minimimi | 作成日時：2013年3月13日 21時
