38話 ページ39
百「相方の傷を綺麗に治せる病院を紹介する
その代わり自分と一緒に来てほしいって」
一織「交換条件ってやつですか？」
百「相方の傷に責任を感じていた千さんはすぐ話に飛び付いた」
陸「でも,方向性が違ってたんでしょ？」
貴女「うん,千さんの相方はそのことを心配してた」
百「千らしく,Re:valeらしく歌える場所を探してほしいそう言う書き置きを残して消えちゃったんだ」
千さんの相方さんはいつだって千さんを見てる
相方として,ファンとして今もずっと
百「あの時期の千さん本当に落ち込んじゃって見てられなかった」
百「必死に相方を探しても全然見つからなくって
千さんは引退を考えてた
俺は千さんが音楽をやめるって聞いて居てもたってもいられなくなって,千さんにお願いしたんだ」
一度だけ千さんに聞いたことがある
何で百さんを相方にしたのかって
百「歌をやめないでください!!って
何度も何度も何度も...俺を仮の相方にしてくださいって」
千さんはその時こう言った
【わからない】
その頃の千さんにはまだ分からなかったんだろうな
百「相方が見つかるまででいい
相方と活動していた5年間でいい
俺と組んでください,お願いだから千さんに歌をやめてほしくないんです」
でも,その言葉の後に
【わからないけど,百だから...この子とやってみたいって思った】
優しい顔で遠くを見つめながら千さんはそういった
百「ｱﾊﾊ,もう涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら
頭下げてさ..自分でも引くわって感じ」
百「でも,千はジェントルだろ？
最初はあいつ以外考えられないって困ってたんだけど
1ヶ月通いつめた朝..【いいよ】って」
千さんが何で百さんを選んだのか私にも分からなかった
でも,今の話を聞いて察せるよ
百さんには誰かを動かす力があってその力が沈んでいた千さんを動かした
百「あの日から夢を見ているみたいだった
憧れの千と一緒に歌って友達みたいに悩みを訳あって
たくさんの賞を貰って...でも,この幸せは俺の幸せじゃない,俺は本物のRe:valeじゃない」
天「そんなことありません!
今のRe:valeのファンは貴方と千さんのファンだ
今のRe:valeは貴方と千さんがつかんだ夢でしょ」
百「ｱﾊﾊ,俺もそう思ってた」
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こしあん(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます!私も最近ハマったばかりなんです!駄作ですが続き頑張って書きます!!本当にありがとうございます!! (2月14日 22時) (
レス) @page26 id: 504123077a (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！最近アイナナ好きになり、トリガーとリバーレ推しです！！百くん大好きなので、お話書いてくれて嬉しいです！！続き楽しみにしてます！！ (2月14日 1時) (レス) @page24 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こしあん | 作成日時：2023年12月28日 11時
