『おかえりなさい』 ページ1
空は今日も快晴
最高のお散歩日和だ
ここは新しく見つけた、俺の秘密基地
？「あ、猫さんまたいるー！」
？「ほんとだねぇ」
「みゃー！」
よくこの公園に遊びに来る女の子とおばあちゃんだ
女の子の名前は･･･遥ちゃん、だったかな？
遥「んー！猫さんモフモフ可愛いね〜」
「にゃ！」
遥ちゃんはいつも俺をモフモフする
俺って可愛いし、毛並みも野良のわりに綺麗だから
そりゃ触りたくなるよにゃ！
嬉しくてふふんと誇らしげに鳴いた
しばらくしておばあちゃんと遥ちゃんは
またねと手を振りながら帰ってしまった
いまからおばあちゃんと病院なんだって
「くあ〜〜〜･･･」
1人になった俺は盛大にあくびをかまして
日当たりのいいベンチの上で丸くなる
この場所は俺の特等席
なんでかって？
日当たりがいいのはもちろんだけど
ここからなら見えるのだ
大好きな奴らと過ごしたあの場所が
長いこと一緒に過ごしたせいか
アイツらの居ない生活は想像してたよりも
すごく退屈でつまらないのだ
無意識に温もりを求めてしまう
日向ぼっこをすると、まるでアイツらに
抱っこされてるみたいで･･･
それから寂しさを埋めるように毎日欠かさず
日向ぼっこをするようになった
そして俺はいつの間にか眠ってしまったのか
･･･夢を見たんだ
大好きな人達に撫でてもらう夢を
『･･････い･･････きて』
(･･･ん？･･･なんか言ってる？)
ポカポカと気持ちよくて、頭がよく働かない
(･･･気持ちいいにゃ)
まるでアベちゃんに撫でられてるみたい･･･
「おきて！」
「！！！」
馴染みのある声にハッとした
阿「気持ちよさそうに寝てたから起こすの迷った」
岩「しばらく撫でても起きなかったもんな」
向「んー、我ながら最高の写り！ほら見てラウ！」
ラ「やっば！康二くん天才！」
舘「え、可愛い」
深「見て、びっくりして目見開いてる〜」
目「うわほんとだ」
渡「ふははは！･･････あ」
楽しそうに笑う声
渡「これ･･････ちゃんと大事にしてんじゃん」
水色の首輪が日の光に反射しキラリと光る
間違えるはずがない
だって、ずっとずっと待ってたんだ･･･
「「「「ただいま！」」」」
「･･･にゃーっ！！！」
おかえりなさい！！！
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ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます！ご無理のないように！応援してます^^ (2020年3月14日 1時) (
レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます、とても嬉しいです！更新にムラがありますが、楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2020年3月14日 1時) (レス) id: 01b2e53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します！前作から拝見してました！続編とても楽しみです！^^ (2020年3月14日 1時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - ちねゆきさん» こちらも読んで頂けて嬉しいです、ありがとうございます！亀更新かもしれませんが、楽しんでもらえるよう頑張りますね！ (2020年3月14日 1時) (レス) id: 01b2e53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ちねゆき(プロフ) - 続編待ってました！ありがとうございます！更新楽しみにしてます。頑張ってください！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: 70c589f03a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini | 作成日時：2020年3月13日 21時
