*きっずうぇすと！２【JW】 (ページ3)

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＊ごじゅーいちページ3

電車に揺られるバイト帰り。
今日は夕方勤務やったから、電車の中はｷﾞｭｰｷﾞｭｰ､､汗

本来なら涼しいはずの車内も、こんだけ人口密度高かったら暑い暑い。
マジ冷房仕事しろ､､。

この蒸し暑さに心ん中でｸﾞﾁｸﾞﾁ言うてたら
隣からすっごい視線を感じた。

え。何？

ﾁﾗｯとそちらを見ると、汗ﾀﾞﾗｯﾀﾞﾗのおっさん。
現実にこんな奴おんねんな、漫画だけかと思うた。

いやいやいや。なにジーっと見てんねん。

あ。やば。目ｪ合った。
そしたら、不気味にﾆﾔｧと笑う。

うわぁｯ､､､無理ｨ､､。
関わらんとこ、と思って目を反らしても相変わらず視線感じるわけで。
暑さとは違う汗が背中を流れる。

うわー､､。助けて､､。

ずっと下を向いてると、すぐ耳元からﾄﾝｯと音が聞こえた。
それと共に、不気味な視線はシャットアウト。

不思議に思い、視線を上げてみると
そこにおったのは、黒の短髪で口元にホクロがある眼鏡をかけた男性。
何事もないように、その男性はスマホに視線を落としている。

おぉイケメン。だが、若干ぽっちゃり()

でもイケメン。うん。

この特徴、誰かに似ているような､､。

電車が私の降りる駅についた。
この駅で降りる人はごくわずかで、中々降り辛い。

でも、その男性も同じ駅で降りるらしく、人を押し分けて行く男性の後ろを追った。

A「あ、あのっ､､！」

私が声をかけると、ｸﾙｯと振り向いて首をかしげる。

A「さっきはありがとうございました､､」

「ん？､､あぁ！別に気にせんでええんやで？」

私のすぐ近くまで近づいてくると、ﾎﾟﾝｯと手を私の頭に置いて

。

「怖かったなぁ？」

。

「Aちゃん」