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・
「ミンソクさんっ」
声に気付いた主任が座ってる横に
ぴったりくっついて座った。
「あ。今おふくろに電話して、」
「私も。今さっきしました。」
「そうか」ってちょっと笑った主任がたまらなくて横からギュッて抱きついた。
ん？って顔で見てくる。
ありがとう。主任。
「るぅちゃん全然大丈夫って、ね。」
「あぁ」
「ほんとに眠れるのかなぁ」
「どーだろな。心配なら送ってもらうか」
「いや、心配ってわけじゃないけど…」
初めて離れる夜で。
全然大丈夫ってのも、ちょっと寂しい話で…
「…まぁ、こんなこともなかなかないし。
今日ぐらいいいだろ」
…そうだよね。
明日からまた、嫌って程に毎日一緒なんだから。
「ミンソクさん。飲みに行こっか！」
いつも出来ないことを今日はさせてもらおう
・
「おい。あんまり呑むな。」
「なに言ってんですか。私より全然呑んでるくせに。私だってまだ呑めますよぉ」
家の近くに戻って呑むことにした。
主任と居酒屋なんて夢みたい…
「ずっとミンソクさんと居酒屋で呑みたかったから…」
「別に家でこないだも呑んだだろ」
「家とはまた違うんだもん」
今日は酔い方も心地良い。
楽しかったなー…
まぁ途中、嫌なこともあったけど。
「……今日の電車、疲れたな…」
思い出しちゃった。
「俺も疲れた。笑いすぎて。」
む…
「……腹立ったんだからね？妹なんて」
「だから、謝ってるだろ。」
まぁでも、めちゃくちゃ嬉しかったけど。
ちゃんと嫁だって言ってくれて。
幸せって言ってくれて。
でもなんか、まだチクチクする。
「ミンソクさん…」
「なに」
「あの人、ミンソクさんのこと好きそうでしたね…」
「さぁ」
「すっごく綺麗だったし。ミンソクさんってあーゆー人がタイプだったんだなぁって。ほんとに私と全然違ってた…」
悲しい…
「んー… どーでもいい。」
「どーでも良くないもん…
でもなんとなく分かりました。綺麗で上品で大人しそうな…あーゆー感じの人になればいいんですね…」
…道のりは遠いけど。
「お前なぁ…」
主任がじっと私のこと見たと思ったら深いため息をした。
「…なんですか。ちょっと正反対すぎて難易度は高いですけど…頑張りますよ私…」
主任の理想のタイプになりたい…
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じゅん☆(プロフ) - 何年経っても大好きなお話でよみたくなってミンソクさんだけの為にこのサイトに来ます。また来ます。 (2021年1月18日 15時) (
レス) id: fb1d27d985 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ﾙｲさん» ルイさんー（ ; ; ）そんな風に言って頂いて本当に嬉しいです…だいぶ前に書いたものなのに、覚えて頂いて読んでいただけて、こちらこそ幸せです！！ありがとうございます！ (2018年7月4日 17時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
ﾙｲ(プロフ) - 大好きだったキムミンソクしゅにんあの番外編が読めるなんて幸せ至極にございますぅ。 (2018年7月2日 22時) (レス) id: c2869a1545 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - あまいくりーむさん» あまいくりーむさん！こちらこそ読んでくださり本当にありがとうございます（ ; ; ）キュンキュンして、癒され、ときめいて、幸せ、なんてめちゃくちゃ嬉しいワードにこちらが泣きそうになります…お付き合い頂き本当にありがとうございます！！ (2018年7月1日 10時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 大好きなミンソク主任のお話書いてくださり本当にありがとうございます！本当に本当にどストライクでキュンキュンして、癒されときめいて幸せです！懐も愛情も深いミンソクさんチェゴ！！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5bc9d9daf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2017年12月28日 16時
