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「あぁあぁ〜怒らないでくださいよぅ！
…じゃ、じゃあ３分！３分後には出るから！」
「勝手にしろ」
呆れて出ていっちゃった主任。
だって。
どうしても主任と待ち合わせしたかったんだもん。
もちろん主任が待ってる設定で。
はぁ…
さっそく怒らせちゃった。
3分後って言ったくせになんだか居ても立っても居られなくって1分後ぐらいには家を出る。
なのに長い一本道のところでも主任の姿は見えなくて。
きっとすごく歩く速度が速いんだ。
いや、それとも…
ほんとに怒ってどっか行っちゃってたらどうしよう…！
やだ…
待ち合わせがしたいなんて思っちゃった自分のバカ。
ばかばか！
早く主任に会いたい！！
待ち合わせの駅前の変な銅像のところに急いで行くと、ムスッとした主任が立っててホッとする。
あぁー…良かった…主任いた…
……ん？
あら。あらら。
周りの人、主任のことすっごい見てない？
絶対見てるよね…？？
ここから見てたらよく分かる。
通りすがりの人たちの主任への視線。
かっこいいもんね…
綺麗だもんね…
なんかキラキラしてるもんね…！
だめだ早く行かないと獲られる！
「ミンソクさーーーーん！！！」
おっきな声にこっち見た主任のところに駆け寄った。
「会いたかった…！」
わーーーーん！！
ギュッて主任に抱きつくと頭の上から長い溜め息が落ちてくる。
は！
「じゃなかった！！“ごめん、待った？”って言いたかったのに！」
ガバッて主任から離れて主任の顔見たら呆れた顔した主任が「バカ」ってちょっと笑ってて。
「全然待ってない。お前汗だく。」
げ、ほんとだ。私すごい息切れしてる。
走ってきちゃったんだ！
恥ずかしい…
慌ててバッグからハンカチを出すと
主任に取られる。
「珍しくハンカチ持ってきたのか」
「きょ、今日は準備万端なので…」
「ふ。走ってくるなよ。
“せっかくメイクした”のに。」
そう言って優しくおでこの汗をハンカチでおさえてくれた。
なんだか。
一気に機嫌が直ったみたい…
「ほら、まずどこ行くんだよ。」
そう言って片手を差し出してくれる主任に涙が出そうだった。
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じゅん☆(プロフ) - 何年経っても大好きなお話でよみたくなってミンソクさんだけの為にこのサイトに来ます。また来ます。 (2021年1月18日 15時) (
レス) id: fb1d27d985 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ﾙｲさん» ルイさんー（ ; ; ）そんな風に言って頂いて本当に嬉しいです…だいぶ前に書いたものなのに、覚えて頂いて読んでいただけて、こちらこそ幸せです！！ありがとうございます！ (2018年7月4日 17時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
ﾙｲ(プロフ) - 大好きだったキムミンソクしゅにんあの番外編が読めるなんて幸せ至極にございますぅ。 (2018年7月2日 22時) (レス) id: c2869a1545 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - あまいくりーむさん» あまいくりーむさん！こちらこそ読んでくださり本当にありがとうございます（ ; ; ）キュンキュンして、癒され、ときめいて、幸せ、なんてめちゃくちゃ嬉しいワードにこちらが泣きそうになります…お付き合い頂き本当にありがとうございます！！ (2018年7月1日 10時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 大好きなミンソク主任のお話書いてくださり本当にありがとうございます！本当に本当にどストライクでキュンキュンして、癒されときめいて幸せです！懐も愛情も深いミンソクさんチェゴ！！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5bc9d9daf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2017年12月28日 16時
