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「あの。どこがってことなんですが…」
また2人して主任の顔を見る。
え。主任…答えてくれるの…？
「その…いつも仕事帰りAさんの家に寄ったり僕の家で待ってもらってたりするんですけど。」
…これは初めて聞くかもしれない。
「おかえりなさいって。
すごいんです。こう…すごい嬉しそうに。
急いでドア開けにきたのも分かって。」
主任…
「なんか疲れとか忘れるし早く帰りたくなるっていうか。
それずっと聞きたいなって…思ったり。」
それ…あんまりその瞬間のこと覚えてない…
いっつも主任だ！って嬉しくて。
本能のまま出迎えに行くってゆうか…
そんな風に思ってくれてたの…？
「Aさんといるようになってから。
んー…感情が、忙しいっていうか…
腹が立ったり、なんか苦しくなったり
嬉しかったり。そういうのがいっぱいで。
たぶん、もうAさんと一緒にいないと物足りないんだと思います。」
斜め下見ながらそう言って一度頷いた主任。
「……ほんと。楽しいです。毎日。」
お母さんの顔を見て
眉下げて笑った主任。
主任は…私のどこがいいのか聞かれたら
こういうふうに答えてくれるんだ…
どこがいいのかなんて聞かれるの嫌だけど
それなら何回でも聞かれてもいいかもって。
そう思った。
「う…」
横見たらお母さんが泣いてた。
「A…こんな方に好きになってもらえて良かったわね」
「うん…」
「この子…こんなんですけど打たれ強くて根性はあると思います」
「知ってます」
「どうしようもないしバカといえばそれまでなんですが…素直で悪い子ではないと思うんです」
「はい。…知ってます」
そう言ってふって笑う主任見ただけでやっぱり幸せ。
「ご両親が反対されるお気持ちは重々分かります。こちらも何も言えません。
ミンソクさんの気持ちも有難すぎてどうしたらいいのか。
でももしもこの子を受け入れてくださる日が来たときは…よろしくお願いします」
そう言って主任に頭を下げたお母さんは
ほんとに嬉しそうな顔してた。
その後、赤ちゃんのこととか色んな話をして
「では僕はそろそろ。」
って気を利かせたのか帰ろうとする主任。
「帰るの…？」
「親子で話すこともあるだろうから。帰る」
「またうちにもいらしてね。ミンソクさん」
「はい。ありがとうございます」
目を細めて笑って会釈して帰っていった。
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HARU(プロフ) - まゆさん» まゆさんこちらにもありがとうございます！泣いてくださったとは…(;_;)でもあたしも書きながら泣いてましたw今その時思い出すと爆笑ですw (2019年1月7日 9時) (
レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 何度も涙して読みました。涙と鼻水でティッシュ消費しました。笑 (2019年1月7日 1時) (レス) id: a5365422b1 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ｻﾗﾝさん» ぜひ^^ってゆっても最初書いてた主任サイドが難しすぎて断念したものに手を加えたものなんですけど…なのであんまりです笑 いつもありがとうございます！！ (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - Yuuuuさん» Yuuuuさんはじめまして！ほんとですか…(;_;)ほんとに嬉しいです。。あたしも結婚したいなぁと思って書いてます笑 ほんとのろのろ更新すみません…ありがとうございます！！ (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾗﾝ - HARUさん» twitterしてないんですけど探してきます！！！！主任の番外編……あーはやく見たいです(((ﾟωﾟ))) (2016年4月3日 21時) (レス) id: ff36c4a233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2016年2月17日 22時
