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『うん…びっくりさせてごめん…』
「…戻ったんだ」
『とりあえず…全然問題は解決してないんだけど』
「ふーん…」
ほんと。急に戻ってた…
『ギョンス…あのさ』
「ミンソクさん近くにいるんじゃないの？
よく電話してこれたね」
もうAが言うことなんか分かってるから話を逸らす。
聞いても聞かなくても一緒だし
Aの声がやっぱり元気に感じるのは俺にとって痛い事実だから。
『あー…ミンソクさんが電話掛け直せばいいって言ったんだ』
驚いた。
「へぇ。嫌がりそうなのに」
『うん。そのかわりあの人キッチンからすっごいこっち見てる。』
「…だろうね」
想像できる。ものすごく。
『えぇ！！！
どしたの？！』
わっ、
Aのデカイ声に思わず耳から携帯を離した。
「…え？どーかした？」
『あはははっ 鍋に手が当たったみたい。
よそ見ばっかしてるからだよね。アッチ！だって。普段隙なくカッコいいくせにさ、うち来たらイッテ！とかうわ！とかいっつも叫んでるんだけど。笑っちゃう。ふふ。
わ…また睨まれた。
あ、今日ね、あたしがチャーハン作ってミンソクさんがスープ担当なんだけど、味見したらチャーハンがなかなか美味しく出来てびっくりした！で、今スープ待ちなんだけどお腹空いたー………………
はっ……』
「…………」
『ギョンス…ごめん…ついつい』
はーーー
ただのノロケ話聞かされた気分…
でも、心なしかホッとしてる自分もいる
「…久しぶりにちゃんと元気そうな声聞いた」
そう言うと少し黙ったAがちょっと待っててって言った。
『…寝室に来た。』
コソコソ小さなAの声。
『…あのね、ギョンス。
あのね。
私、ミンソクじゃないとダメ。』
「うん…」
『きっと、ミンソクさんとこうやって戻れなくても…
ギョンスが言ってたやつ。私の別格はミンソクさんなんだ。』
「うん。分かってた。」
分かってたよ…
あー…
完全な失恋ってこんな痛くて辛いんだ。
『…ギョンスぅ』
「…なに」
……あれ。
鼻すする音がする。
はー…
「…ねぇA。こっちが泣きたい」
『うぅっギョンスっ ずっと仲良くしてくれる…っ？これからも…
うぅうるさくしてもいいから…』
これだからAはほんとに困る。
「ほんとズルいよね…A」
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HARU(プロフ) - まゆさん» まゆさんこちらにもありがとうございます！泣いてくださったとは…(;_;)でもあたしも書きながら泣いてましたw今その時思い出すと爆笑ですw (2019年1月7日 9時) (
レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 何度も涙して読みました。涙と鼻水でティッシュ消費しました。笑 (2019年1月7日 1時) (レス) id: a5365422b1 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ｻﾗﾝさん» ぜひ^^ってゆっても最初書いてた主任サイドが難しすぎて断念したものに手を加えたものなんですけど…なのであんまりです笑 いつもありがとうございます！！ (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - Yuuuuさん» Yuuuuさんはじめまして！ほんとですか…(;_;)ほんとに嬉しいです。。あたしも結婚したいなぁと思って書いてます笑 ほんとのろのろ更新すみません…ありがとうございます！！ (2016年4月7日 23時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾗﾝ - HARUさん» twitterしてないんですけど探してきます！！！！主任の番外編……あーはやく見たいです(((ﾟωﾟ))) (2016年4月3日 21時) (レス) id: ff36c4a233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2016年2月17日 22時
