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「好きなの選べ」
そう言われて色々ピアスを見てみるけど
優柔不断だし全然決まらない。
んーこのままじゃいつものように
投げやりに選んじゃいそう。
あ。
「ミンソクさんが選んでください」
うん
主任が選んでくれたほうがプレゼントみたいで嬉しい!
「はぁ?なんで俺が…」
なんて言ってたくせに。
「やっぱりさっきの店にあったやつのほうが良かったかもしれない」
「えぇ!またぁ?!さっきのところだってもう3回は行ってますけど!」
「いいから!」
私の手を引いてデパートを連れ回す主任。
「さっきのもう一度見せてください」
「あっ はい」
笑ってしまってる店員さん。
中腰になって私の耳にピアスくっつけて
真剣な顔で私の顔とピアスを見る主任。
鋭い視線で二重になってる…
もーそれほんとさっきからドキドキするし
顔見られるの恥ずかしいから早く決めてほしいんだけど。
そんな似合う似合わないとかある?
主任の綺麗な顔が目の前に来る度胸が苦しくなる。
「…うん。やっぱりこっちのほうがいいな」
はー
やっと主任が納得して
選んでくれたのはすごく可愛いピアスなんだけど
「でもミンソクさん…
あのピアスこんな値段じゃなかったんです。
私にしたら高かったけど…」
踏まれたピアスよりはるかに高い。
「いい。俺が選んだんだから。」
主任が顔を向けるとサッと来る店員さん。
「これお願いします」
「はい。かしこまりました」
「…いいんですか?」
「だから、隠しきれてない。顔。」
そう言って微笑んで私の頰っぺたを摘む主任。
「ふふ…」
分かってる
顔がものすごくニヤついてること。
だって主任が選んでくれたピアスすごく嬉しいもん!
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HARU(プロフ) - りなさん» こちらこそありがとうございます^^ (2016年5月9日 12時) (レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - ありがとうございます^ ^ (2016年5月8日 10時) (レス) id: 5fc4a22095 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 鍵が付いているもののパスワード知りたいです( i _ i ) (2016年5月8日 1時) (レス) id: 5fc4a22095 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - Monoさん» Monoさん!ありがとうございます!!どっちも好きって言っていただけるなんてほんとに嬉しいです(;_;)更新頑張るのでまた読んでいただけると嬉しいです! (2016年2月18日 0時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - こーぴーさん» こーぴーさんいつもありがとうございます!!更新できてよかったです(;_;)もう出来ないかと思いましたぁ 頑張ります!! (2016年2月18日 0時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HARU | 作成日時:2015年12月11日 2時