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ドライヤーが終わるとキッチンに歩いてった主任。
「ミンソクさん…なんかありましたか？」
仕事の電話わざわざあんなとこでしないよね…
電気ケトルに水を入れる主任の側に行ってまた聞いてみる。
心配なんだもん…
クルッと後ろを向いて私の顔をじーっと見て
ジリジリ詰め寄ってくる。
…なに？ なに？
と思ってたら上の棚に手を伸ばす主任。
扉を開けて何かを取り出してスッと戻った。
「カフェイン入ってないの買った。ここ来たら水かお茶しか飲まないだろ。気付かなかった俺が悪い。」
「へ？」
「コーヒーと紅茶と…ルイボスティーと…
なんか妊娠中にいいらしくてすすめられた」
どれにする？ってパッケージの裏見ながら何種類か並べて聞いてくる主任。
妊娠中にいいらしくてって…
それ店員さんに聞いたりしたの？
「わざわざ買ってきてくれたんですか？」
「ん。」
…主任のそうゆうところ、ほんとに大好き。
主任の後ろからお腹に手を回してぎゅーってした。
たまんないよ主任。
「いや、どれにするんだよ」
「じゃあコーヒー…」
「淹れてやるから。離せよ」
やだ。離さない。
「その調子でこたつも買ってくんないかな…」
「買わない。」
「あれ。声に出てました？」
そう言うとフッて主任のお腹がちょっと動いた。
コーヒー淹れる主任にずっとくっついて回った。
何かあったんですか？ってゆう私の質問は見事にスルーされたけど…
主任が答えないからもう聞かない。
聞いちゃダメなことなんだきっと。
淹れてくれたコーヒーをフーフーして一口飲んでみるとすごく美味しかった。
「わ。うちにあるノンカフェインと全然違う…
美味しい。ミンソクさんが淹れてくれたからかなぁ？」
美味しいの調べて買ってきてくれたのかな。
ちゃんと私が好きなクリーム多めで作ってくれた。
「そうか。じゃあ風呂入ってくる」
横で様子見てた主任が満足そうに笑ってリビングを出てった。
主任が淹れてくれたコーヒーをソファーを背もたれにしてフワフワの毛布に包まってゆっくりゆっくり飲んだ。
明後日から仕事かぁー…面倒くさいなー
ふと鞄からスケジュール帳を取り出して見る。
………あれ。忘れてた。
明日検診だった。
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HARU(プロフ) - りなさん» こちらこそありがとうございます^^ (2016年5月9日 12時) (
レス) id: 5c03a207f6 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - ありがとうございます^ ^ (2016年5月8日 10時) (レス) id: 5fc4a22095 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 鍵が付いているもののパスワード知りたいです（ ｉ _ ｉ ） (2016年5月8日 1時) (レス) id: 5fc4a22095 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - Monoさん» Monoさん！ありがとうございます！！どっちも好きって言っていただけるなんてほんとに嬉しいです(;_;)更新頑張るのでまた読んでいただけると嬉しいです！ (2016年2月18日 0時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - こーぴーさん» こーぴーさんいつもありがとうございます！！更新できてよかったです(;_;)もう出来ないかと思いましたぁ 頑張ります！！ (2016年2月18日 0時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年12月11日 2時
