50 ページ50
*
あたしも今日は言う。
今なら言える。
後ろからギュッてミンソクを抱きしめた。
「わ…」って小さく言ったミンソク。
「ミンソク。」
「……ん？」
「１日に数え切れないぐらい心の中で言ってる。
ミンソクが大好きだって。」
「…ほんと？」
「内緒にしてたから知らなかったでしょ」
「知らなかった…」
「あたしは外に出せないから
とっくにキャパオーバーなんだからね。」
「…Aもキャパ増やしてね。」
「わかった。」
急にミンソクはその場にしゃがみ込んでしまった。
顔を両手で隠して小さな声で
「幸せすぎて 死にそう…」
って言った。
「え。死ぬならもう一生言わない。」
「えぇ？！死なないから言ってよ！」
こっちを振り返るミンソク。
「しゃがみ込んでないで
早くオムライス作りなさいよ。」
*
やっとオムライスのいい匂いがしてきた。
何回オムライス作れって言っただろ。
「Aおいで」
ソファーで座ってテレビ見てると呼んできた。
キッチンに行くと
オムライスの中身が出来上がってて
フライパンからスプーンですくって
フーフーしてる。
「あーんして」
って言ってきた。
「子供扱いしないでよね」
「いいから」
気に食わなかったけど口開けたら詰め込まれた。
美味しい…
「美味しい？」
2回頷いた。
「あと卵で包むだけだから」
「卵2個使ってよ」
「はいはい」
いい主夫になるよ。ミンソク。
いつかあたしがもらってあげてもいい。
*
*
*
HARUです。
見切り発車で軽い気持ちで載せた物語でした。
なのにたくさんの人に読んでいただいて、本当に嬉しいです。
実は全然続きが思い付かなくて途中何度もどうしようって思ってました。
全然面白くないところもあったと思います。これからもあるかもしれません。
広い心で読んでいただけると幸いです…
ここがいっぱいになったので2でまた更新していきたいと思います。
今あたし、ミンソクのドラマが受け入れられず…ツライです。楽しみにしてる方もツライ方も色々だと思いますが…
心から応援したいのにな。
でもどんな経験もミンソクのためになるんだって自分に言い聞かせてます。
本当にここまで読んでくださった方、ありがとうございます！
これからもよろしくお願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2605人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
