38 LH side ページ38
*
「うそ……」
「ほんと。」
ミンソクがAちゃんを彼女にしたって言った。
隣に住む幼馴染の展開は早いなぁ…
「ルハン、何ショック受けた顔してんの？」
はっっ
「へ？そんなことないし。展開早すぎてびっくりしただけだし。」
そこに講義が終わったらしいAちゃんが颯爽とやってきた。
ショートパンツ…
ショートパンツから白い脚がスラッと出てる。
靴下とスニーカー履いてるけど…
ほそ。
無言でミンソクの横の席にリュックをボサッと置いて財布持って行ってしまった。
「ルハン…見すぎ。」
「見てくれって言ってるでしょ。」
「Aは言ってないし思ってない。」
「だろうね。」
「そこが厄介。」
「大変だね。彼氏さん。」
しばらくするとプレート持って帰ってきたAちゃん。
もう何人かに脚見られてるの確認済み。
「くりくりまつげ。おはよ」
やっと俺の顔を見た。
しかもくりくりまつげ。
「…おはよ。良かったね」
「なにが」
「ミンソクと付き合うことなったんでしょ」
「あぁ…」
「あー。俺も彼女つくろっかな…」
「くりく…ルハンもてるんでしょ？」
興味なさそーーーにそう言ってパスタをくるくるして口に運ぶAちゃん。
「うん。ルハンならすぐだよ」
ミンソクも澄まし顔で言ってくる。
くっそー…
「Aちゃん、ミンソクのどこが好きなの？」
Aちゃんの動きが止まる。
ミンソクが固まる。
答えないと思ったのに。
「……存在ぜんぶ」
パスタ見ながらボソっと言って
顔を赤くしたAちゃん。
隣の奴は手で口を抑えて赤くなってる。
つらい。
俺、しばらく彼女つくるの無理かもしれない。
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
