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*
ミンソクがすぐに抱きしめた反動で滲んでた涙がポロって落ちた。
……言えた。
心臓が口から出そうだった。
ばくんっ ばくんっ てなって。
でも言えた…
「もっかい…名前呼んで？」
あたしの肩で震える声で言うミンソク。
「…そっち…？」
“だい”まで付けたのに…
「ほんとはどっちもだけど…」
「ミンソク」
「うん…」
「ミンソク」
「うんっ」
言うたびに抱きしめるミンソクの力がぎゅーって強くなる。
「……もいっこは？」
「………………すき」
「……だいは？」
「…だい」
「ふふ」
あたしもミンソクの背中に手を回して
そのまましばらくずっと抱き合った。
目を瞑ってミンソクの匂いをいっぱい吸う。
やっぱり1番落ち着くのはミンソク。
「A、俺も。大好き。」
「…うん」
「俺だけの女の子になってくれる？」
「…うん」
「彼女ってゆーのになってくれる？」
「…なってあげてもいい。」
好きって言ったら心の中がスッて軽くなった。
ミンソクが身体を離したと思ったら
ちゅってまた短いキスをした。
「ちょ…っと！！だから！いきなりそうゆうのはやめてよね！！！心臓に悪いっ！」
「だいたい流れ的にこうだよ…Aは少女漫画から何を学んでるの？」
う……
「現実の流れ的なことなんてあたしは知らない！！」
顔が熱い。
「分かった。分かったよ。」
肩を持つミンソク。
「キスしてもいいですか？」
顔を傾けて言うミンソク。
「だめです。」
即ハッキリそう言ったのに。
そのまま唇を付けてきた。
抵抗しようとしたけど頭を後ろから抑えられて動けない。
抵抗を諦めたら何度も何度も角度を変えてゆっくり離れてはくっつけられる唇。
ミンソクの柔らかい唇が優しくて心地よくて、目を瞑った。
心の中で何度も言った。
ミンソク 大好き
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
