29 LH side ←10/4 ページ29
*
Aちゃんが降りていくとすぐに聞く。
「ミンソク…Aちゃんとどうなってんの？」
「別にどうもなってないよ」
「早く付き合えばいいじゃん。」
「気持ちは伝えてる。」
「そうなの？！で、Aちゃんは？」
首を振るミンソク。
「Aちゃんだってミンソクが好きなの分かるけどね」
「気持ち聞かないとはっきりは分かんないよ」
「付き合ってって言えばいいじゃん」
「付き合って……んー。なんかAとは付き合うとか彼女とか…そんなんじゃないんだけど。」
「そんなんじゃないって？え？恋愛感情なんでしょ？」
「彼女って言いたくない。」
「え？どうゆう意味？」
「だからさ、彼女とか付き合うとか、それじゃ軽いってゆーか。彼女って表現じゃ納得いかないってゆーか。あー…俺おかしい？」
…分かるようなよく分からないような。
小さい頃から一緒にいたらそういう感覚にもなるのかな。
「…いや、でもさ、一般的にやっぱり彼女なんじゃない？彼女より上なんてさ、結婚しなきゃじゃん。」
「……そっか。」
そう言って電車の窓にもたれたミンソク。
「このままでもいいと思ってたんだけどな」
「良くないよ。早めに彼女にしてよ。」
「ルハン…」
ちらっとこっちを見るミンソク。
「へ？」
「好きになるなって言ったのにな」
げ。
「違う違う。ジョンインと会うとか言うのもさ、付き合ってないと会うの嫌だとか言えないでしょ？彼女にするってゆーのはそうゆうことだよ。独占できないじゃん。」
「ふーん。お前のことなんて顏見てれば分かるよ」
目を細めて見てくるミンソク。
「あ゛ーもー。可愛いと思ってるだけだよ！」
「ならいいけど」
めちゃくちゃ疑ってる目。
大丈夫だよミンソク。
Aちゃんの気持ちも分かるし。
ほんとに上手くいけばいいと思ってる。
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
