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それからしばらく
あたしは漫画漬けになった。
今まで読まなかった大好きな漫画を
思い存分読んだ。
ミンソクには少しだけ
少しだけ素直になれるようになったような気もしないでもない。
ベッドに寝転んで漫画読んでると
コンコン
「入るよ」
「入れば」
ガチャ…
「また漫画？」
「発作が出てんの。用がなかったら出てって。」
ベッドに腰掛けるミンソク。
漫画を手に取る。
やっぱり好きなんだ。
どんどん読み進めていくミンソク。
あたしもまた漫画を読む。
しばらくして
「こうゆう感じなんだ」
「は？」
「少女漫画ってこんなんなんだ」
「なに言ってんの。あんたもたまに読んでたでしょ？」
「読むわけないよ」
「………」
「Aはこうゆうのに憧れてるの？」
「馬鹿にしないで。別に憧れてなんかないし作り話と現実が違うことぐらい分かってる。」
「ふーん」
漫画を置いてじっと見てくる。
「なによ」
「Aのこと ずっと好きだった」
一瞬心臓止まって死ぬかと思った。
ギシ…
赤くなって近づいてくる顔に固まって何も出来なかった。
ちゅってすぐに離れた唇。
「ひ！！！！！！」
「え、ごめん…やだった？」
「ば！！っっっかじゃない！なにしてんの？！いきなり！頭おかしいんじゃないの？！」
ドキドキドキドキドキドキうるさい心臓。
「こうでもしないとA、漫画ばっかりで俺のこと見ないから。やっと勉強から解放されたのに。」
「………さっきのは漫画のセリフ？それともあんたのセリフ？そこハッキリさせてくれないとほんとに許さない。」
「俺の気持ち。」
優しい顔で微笑むミンソク。
「……なら許してあげてもいい」
「じゃあもっかいしてもいい？」
顔を傾けて聞いてくる。
「もう今日は無理。」
心臓がもたない。
ダメだ。
ミンソクってこんなにかっこよかったっけ。
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
