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*
自分の家を通り過ぎてミンソクの家に入る。
暗い家。
電気点けながらリビングに入ってキッチンの冷蔵庫に直行したミンソク。
水飲んでる。
「A、なんか飲む？作ってあげるよ？」
「水でいい。」
ソファーに座った。
「はい」って水が入ったグラスをテーブルに置いて
ミンソクも隣に座った。
やっぱりドキドキしてきた。
「A、今冷蔵庫見たらさ、オムライスぐらいなら作れるから食べよっか」
「え…いや、あたしお腹がほんとにいっぱい」
ちょっと顔をじーって見た後
「Aごめん…」
ミンソクがフワって抱きしめてきた。
「俺が変なこと言ったからでしょ…？」
「え？」
「Aがご飯食べれない理由をよーくよーく考えてみたんだけど。朝あんなこと言ったから変に緊張させたんじゃないかと思って。」
バレた。
「うん。ミンソクのせいで朝から心臓がいっぱいいっぱいになった。」
「ごめん…
大丈夫だから。」
「考えなくていいよ。
そんなことしない。
だから食べよ？」
「…………」
「ちょっと。」
身体を離す。
「ん？」
「じゃああたしの朝からのドキドキと緊張はなんだったの…」
「え…」
「あたしのドキドキと緊張返しなさいよ！
それで今日パン1個しか食べれなかったんだからね！！！」
「いや…A…」
ばっかみたい！
泣けてきた。
なんか拍子抜けしたのと
なんか悔しいのと
なんか残念なのと
なんなんだろ。この気持ち。
「うー…ばかみんそく…！」
「A、ちょっと聞いて。」
グーッて歯を食いしばって涙をこらえる。
何度か瞬きしたミンソク。
「…俺… 朝はほんとにそんなつもりで言ったんじゃなかったんだ。
でもさ。」
親指でそっとあたしの涙を拭く。
「Aがそんなこと言うと俺だって
たまらなくなる。」
ミンソクが困った顔であたしの目を見てる。
「A、それっていいってこと？」
「してもいいってこと？」
たぶんここで頷いたら後戻りできない。
でもミンソクが大好きで、ミンソクに触れたくて仕方なかった。
「…あたしは
そのつもりでここにきた…」
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
