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あれからあたしの成績は
飛躍的に伸びて担任を驚かせた。
模試の結果もすごく良かった。
ジョンインはあたしを勉強の虫って言った。
ミンソクとは予備校も一緒だし
また前みたいに顔を合わせる日々になった。
２学期の秋が深まった頃。
「A、さつまいもたくさん送ってきたからお隣に持ってってちょうだい」
お母さんに頼まれてミンソクの家に行く。
「おばちゃんこれお母さんから」
「あらありがとう！嬉しい。
あ、ちょっと待ってー。今コーヒー淹れてるから。ミンソクのところに持ってってくれる？お友達来てるの。Aちゃんも上で飲んでおいで。」
おばちゃんにコーヒー３つとお菓子が乗っかったトレーを渡される。
お友達……
コンコン
ミンソクの部屋に入るときには一応ノックするようになった。
「はいー？」
「あたし」
ガチャ…
そしていつもミンソクがドアを開けてくれる。
「これ、たまたま来たらたまたまおばちゃんに頼まれた」
「ありがとう。ルハン来てるんだ。入って」
………やっぱり。
「Aちゃん久しぶり！」
「ル、ルハンー…くん……ファミレスぶり」
一応ファミレスぶりを強調した。
一瞬目を大きくしたくりくりまつげは
「ファミレスぶり！」って言った。
「あ、Aちゃん、ルハンでいいよ」
「うん。ルハンは何しにきたの」
「えーちょっと息抜き。勉強嫌いなんだよね。もう嫌になっちゃった。」
「ルハン、あとでサッカーしよっか。」
「いいね！サッカーしよ！」
「ちょっとトイレ行ってくる」って部屋を出て行ったミンソク。
出て行った瞬間前のめりになって聞く。
「どう？２学期入ってから。ミンソクは大丈夫？」
「うん。大丈夫大丈夫。とにかく俺、ミンソクにくっつき回ってるから。」
「……そう。くっつき回るのもなんだか心配だけど。安心した。」
「高校の間は俺に任せて？安心して。」
「うん。ほんとにありがとうルハン。」
そう言うとルハンはほっぺを上げてニコッとして
前のめりになったままのあたしの頭に手を置いた。
ガチャ…
トイレから帰ってきたミンソク。
「……ルハン。それダメ。」
「あーごめん。ついつい。」
手を引っ込めるルハン。
あたしとルハンの間に割り込んで座るミンソク。
ミンソクが「ダメ」って言った。
ミンソクの「ダメ」を初めて聞いた。
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
