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「ルハンー…くん」
「はい、誰？」
「ちょっと聞いてほしいことがあって」
「あれ？あれれ？Aちゃん？」
「そう」
「全然雰囲気違うから分かんなかったー！」
「ミンソクにバレるとダメだから。今日はルハンー…くんに用があって。」
「……ルハンでいいよ」
って苦笑いするくりくりまつげ。
「ミンソクの親友はルハン？」
「まぁそうかな！親友だよ」
「じゃあ…これは絶対に、絶対にミンソクには内緒にしてほしいことなんだけど。」
「うんうん。」
「これを頼めるのはミンソクの親友のルハンしかいない」
「なになに？」
「実は…ミンソク、クラスで嫌がらせみたいなイジメ受けてるみたいで…」
「えぇぇぇぇぇ！」
……わざとらしいな。
「いや、真剣に言ってるんだけど」
「驚いてるよ。すごい驚いた。」
「知らなかったでしょ？ミンソクはルハンに心配かけたくないから言えないって言ってたから」
「ミンソク…そんなことを？」
「でもあたしは親友ならこれを知っておくべきだと思う。でも知らないふりしてほしい」
「分かった。絶対知らないフリする」
「上靴に砂とか入れられるって。」
「まじで？悪質すぎるね…」
「それ聞いてあたしはすごく嫌なの。分かる？」
「うんうん。すごく分かる。俺も嫌。」
「そいつぶん殴ってやりたいぐらい頭にきてる。でもあたしには無理でしょ。」
「そうだよね。無理だよね」
「だから。ルハン、ちょっとほんとに気をつけて見張ってて。高校の間だけはミンソクを守ってほしい。あたしはミンソクと同じ大学に行くために今頑張ってるから。大学は任せて。」
「ふ……うん。」
今にも笑いそうな顔してからすごい眉を寄せて苦しそうに返事するルハン。
「あのね、これはほんとの話だからね？ミンソクがすごく辛そうに言ってたんだから。ほんとにお願い」
「分かった。大丈夫。任せて。そんなことしてる奴見たら俺が絶対ぶん殴るから」
ホッとした。
「ありがとう。じゃ、あたしは時間がないから帰って勉強する」
「うん！Aちゃん、教えてくれてありがとう！」
笑顔で手を振ってるルハンに振り返した。
よし。これでちょっと安心。
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jat(プロフ) - はじめまして。いつも『リピート』読ませて頂いてます。キュンキュンして大好きです。こちら、パスワードの作品を読ませて頂くにはどうしたらいいですか？ (2020年12月16日 19時) (
レス) id: 0f992e4d46 (このIDを非表示/違反報告)
ギョンちゃん(プロフ) - パスワード知りたいのです (2017年9月23日 15時) (レス) id: 469a2952ff (このIDを非表示/違反報告)
なお - パスワード教えてください(>_<) (2016年5月11日 22時) (レス) id: ecfe32ec37 (このIDを非表示/違反報告)
HARU(プロフ) - ぷりりんさん» ぷりりんさん初めまして！そう言っていただけて嬉しいです…(>_<)可愛いってちらほら言っていただけるのですが、あたし的にすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2015年11月26日 15時) (レス) id: 8e61086bea (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - 初めまして。最初から超絶可愛くて、超絶面白いです！続きが楽しみです。^ - ^ (2015年11月23日 0時) (レス) id: 41e108634a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU
| 作成日時：2015年9月24日 15時
