美しいで噂の先生/アルスマグナ (ページ13)

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★12話★ ページ13

-九ろうside-

学園長に、さっきの落書きの
コトを、報告した。この日か
ら警備が、強化される事に...

それより泉が、A先生の、
綺麗で、細っこい指を、触って
指から出た血なんか舐めてぇ！
くっそぉ！う、羨ましいぃぃ！

～2年A組～

九ろう「みんな、聞いてくれ。
今日から各寮までバスが、出る
から毎朝そのバスで、登校する
様に。寝坊した奴は、自転車か
誰か先生が、迎えに行くからな。
特に、アキラは、寝坊すんなよ！」

神生「わ、分かったよ！」

九ろう「泉、あとで、化学室
に、来てくれ。話があるから。」

泉「分かりました。」

神生(泉、なにしたんだよ。)

泉(なにもしてませんよ。)

神生(じゃ、なんで、先生に
さ、呼び出し食らうんだよ。)

泉(分かりませんって。)

-泉side-

俺は、なにもしていないので
すが、先生に、呼び出しを、
食らってしまったんです。でも
なにかしてしまったのでしょうか？

～化学室～

『・・・・・・・・・。』

九ろう「泉、今日の朝だが
A先生の、怪我した所
を、舐めていなかったか？」

泉「そ、それは...咄嗟の判断
で、血を吸って吐き出しただ
けですが？その場に、水飲み
場がなかったんです。菌が、
入ったら大変になりますし。」

九ろう「...泉は、A先生の
コトが、す、す、好きなのか？」

泉「好きと言いますか...ただの
憧れです。俺以外にも朴やアキ
ラやタツキ先輩だって同じです。
多分、恋愛としては見てません。」

俺は、本当のコトを言った。
好きですが、Loveじゃなく
ライクとしての好きなんです。