距離感【稲荷崎】

（４２）相談 ページ43

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私は、とある人物をある意味思い出に強く残っている裏庭へと呼び出した







「ほんで？俺に相談乗ってくれと？」


『だって状況しってるの侑くんだけじゃんかあああ！そもそもの元凶は侑く───』


「だああ！わかった！俺が悪かったから！」





かれこれ2日が立ち、考えに考えてはいるが一向に考えがまとまらない


考えすぎてパンクしそうだったため、限界だと察して助けを求めた





「せやけど考えてみ？結局は自分で選ばなあかんねで？」


『そうなんですけど…。誰か背中を押して欲しいと言いますかなんと言いますか』





わかる？って聞いたら「分からん」ってばっさり言われた。

ええ知ってますよあなたの彼女は"バレー"ですから知ってますラブラブですねコラ(田中風)






「Aちゃんってどっち好きなん？」


『随分ストレートに聞いてきてびっくり』


「茶化さんとはよ答えーや」





ほら、はよはよって横で急かす侑くん
それが出来てたら苦労しないんだよ！！





『んーとね、どっちも好きだよ』


「うわ、欲張りなやっちゃ」


『最後まで聞いてくれ。
…っていうか侑くんなんか今日変？なんでそんな急かすの？』


「ウギｯ！っ…変と違うわ！急かしてもないわ」


『そう…？』






本人は否定するが、やっぱりなんだか少し不機嫌そうな侑くん


でも前に怒ってたときは、"少し" なんてものじゃなかったから今日は全然平気。

気にしないようにして話を進める







 


『ねぇ侑くん』



「…なんや」





 









『好きって、なんなんだろうね』





 








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ラストスパート！今週中に完結します！


でも文字数との戦いで余裕がない…！


この作品は長々するより、スパンッと終わった方がいいと思ったので、続編作らず詰め詰めで書いていきます


そのため、お話をカットした部分があるので若干の違和感を感じるかもですがご了承ください…!!




ほやっく

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