（２７）お昼ご飯 ページ28
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『屋上のスペアキー持ってるとか何事』
「先生におねだりしたらくれた」
『凄すぎてなんていっていいか分からん』
「褒めといて」
会話から察するかもしれないが、そう今屋上。
昨日のお願い聞いて今昼休みだよ。
普段鍵がかかっていて入れないはずの屋上の鍵を、角名くんがスペアキー持ってて開けた。え、まじですごいね何者ぞ
このお願いは彼いわく、
私と朝や帰りの時間が合わないし、休み時間だと時間短いため一緒にお昼休み過ごしたい、とのこと
ギィ…と音を立てながら屋上の扉を開けると、空がいつもより近くてテンション上がる
『わぁ…！屋上って初めて来た！気持ちいいー！』
「良いでしょ、ここ。鍵なんかかけなくていいのにね」
『うん！あ、でも角名くんに頼めば来れるって事だよね？！』
「まぁね。でも遠野さん限定」
『やった！角名屋上の会員の特権！』
「ぶっ、なにそれ」
二人で笑いながらお弁当を広げて食べ始める。お弁当自分で作ってるの？って、聞かれたけど否定する。
私はお母さん弁当。けれど料理は人並に作れる。それなのに作らない理由は簡単。
『朝起きれない…』
「あ、そっか。貧血持ちだからか」
『そそ』
…という訳だからね。仕方ないのさ
体の調子いい時は朝早く起きても問題ないけどね
「あ、そういえばこの間、帰り治に送ってもらったんでしょ？」
『うぐっ、なんで知ってるの』
「治から聞いたから」
侑も一緒だったみたいだけどって付け加える角名くん。
帰り、なんかしたの？って聞かれたけど、特に何もなく普通に帰っただけだよなぁ…
『あ、治くんと連絡先──』
「えっ」
連絡先交換したことを思い出して、それを言おうとした
けれどそれよりも早くなにかに驚いた様子の角名くん
『…？どうかした？』
「…治のこと下の名前で呼ぶようになったんだ」
『あぁ、宮くんって呼んだら双子二人とも反応しちゃったから。治くんにも「ツムとややこしい」って言われたし』
「ふーん…まぁ確かにそっか…」
「一歩出遅れた…」とかなんとか横で言ってる角名くん。
なにが？と聞いたけれどはぐらかされて答えてくれなかった
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ほやっく(プロフ) - yui39cluesdrgnbさん» 推しが尊いですものね…(^^)コメントありがとうございます！ (2021年8月6日 23時) (
レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
yui39cluesdrgnb(プロフ) - 転生しても原作変えたくないからモブに徹したい気持ちに共感しました (2021年8月6日 22時) (レス) id: ea9a43b73a (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - いちご大福さん» 青春最高ですよね(*¨*) お気遣いありがとうございます頑張りますー！ (2020年12月21日 23時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - はぁぁぁぁぁもうすっごいキュンキュンしますねぇ！青春だぁ！も〜好き！お体に気おつけてこれからも頑張ってください!! (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0b14ac352b (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - ピさん» 胸きゅん幸せですよね(*¨*)コメントありがとうございます！ (2020年12月15日 22時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2020年8月10日 23時
