将来女神になるって子が急に戦い終わらせちゃったんだって【鬼滅の刃】

戦いの終わり ページ7

.




 
「なんと！あなた両目が斬られたの!?」
「きゃー！あなた腕！やばいね！」
「うぎゃ！あなたは足があ！！」





叫んだりしながら次々と伊黒さんや冨岡さんたちを治していく




「ぎゃあああ！！君なんて可愛いのお！！」




この叫び声は善逸だが




「ねえ、名前教えて！俺は我妻善逸！！」

「私？A！」




名前、Aっていうのか
さっき俺が聞けばよかった、と心の中で少し思った






「ちなみに言うと、神様のお弟子！で、女だから、えーと、将来は女神になる予定！」


 


「「「「「「…は？」」」」」」



 


「ん？」


「「「「「「ええええ！！！」」」」」」


「うお、ハモってる」




 



俺たちこの場にいる全員が大合唱をあげた
それを明るく笑いながらあしらうA




「Aちゃん女神になるの！？」


「そうだよ〜」


「あぁ… 俺はついに女神に会えたのか…
じいちゃん、俺、今日死ぬのかなぁ」


「君はとっても長生きしそうだから大丈夫大丈夫！」


「そりゃどうも！？ 良い意味で受け取るよ俺!?」






善逸と楽しそうに話してる








 



 

いいな



 


 








(あれ？今、なんて思った？)




首を傾げ、横にいるAを見る
俺の視線に気づいたのかこちらを振り返った



「ん？どうかした？」


「あ、いやなんでもない。
…そうだ、俺の名前 竈門炭治郎だ！」


「かまど たんじ、ろう …うん！炭治郎！」





ニカッと笑ったA
俺はなんだか嬉しくなった




そこでふっと思ったことを口にする





「Aは、怪我を治すことはできるけど、その… 死んだ人はどう、なんだ？」




これは聞いてはいけないことだと、口にする前に分かった


 



1度死んだ人を蘇らせるなんて──






 



 

「え？できるよ？」




「「「「「「は？」」」」」」






 





今日はハモることが多い日らしい





.

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す