甘味処いったんだって。�� ページ44
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そうやって軽く返事をして食べすすめていると
「っ！…うっ…ごは……ケホッケホッ」
横から急に咳込み出したA
喉を押さえていた
「わああ！大変！喉に詰まらせちゃったのかしら！」
甘露寺の言葉ではっと気がつく
みるみる顔が青ざめていくA
「まずいな、窒息死するぞ」
「冷静に見てんじゃねェよ伊黒！」
「ど、どうすればいいの！？」
「背中を叩いて喉にあるものを出せ！」
俺がそう言うと、分かったわ！と言って手を振り上げた甘露寺
そこで気づく
甘露寺は力加減といったことは得意な方じゃない
それに今は焦っている状態、かつ、力は強い
待て、と言いかけたときにはすでに遅く
バッチン！！！
「いっ！！たあああ！！」
叫び声が響き渡った
とりあえず息が戻ったとこに安堵する
Aは涙目になりながらも感謝を述べていた
「急いで食べる必要ねェだろ。ゆっくり食えェ」
「そうだけど、ここ本当に美味しい！だから手が止まらなかった！」
えへへと、はにかんだ笑顔を見せる
するとこいつが甘味処の人を呼んで
「おはぎ十個ください！持ち帰り！」
こう注文した
「懲りないな。たった今死にかけたというのに怖いもの知らずなのかお前は」
「違うよー！これはね、蝶屋敷のみんなにお土産！
なほ、すみ、きよ、アオイ、カナヲ、しのぶ、それと…カナエ」
伊黒の言葉に答えて、最後は少し、悲しそうに目を細めた
胡蝶の、姉
「あとの残りは私の！」なんてまたすぐに笑顔を向ける
ぽんっ
「およ？」
「まぁ！(不死川さん！珍しいわ！)」
「……どうした」
「別に…」
不意に、手を伸ばしてAの頭に手を乗せていた
笑う姿が妹たちと重なったからだろうか
すぐに頭に乗せた手を取ろうと外そうとしたが、その手を抑えられる
「ふふっ実弥の手は落ち着くねー！」
「…そうかァ」
もう少しこのまま__
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ほやっく(プロフ) - 花札さん» こんにちは！本当に励みになります！ありがとうございます！！ (2020年5月7日 19時) (
レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
花札 - こんにちは、今回もとてもおもしろかったです！もしこの先、新しく作品を作った時は、応援します！！頑張ってください！ (2020年5月7日 17時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そう言って頂けて嬉しいです！こちらこそありがとうございました(*¨*) (2020年4月28日 17時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 面白かったですありがとうございます (2020年4月28日 15時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そんなこと滅相もございません!! めり込みかしこまりました！リクエストありがとうございました！ (2020年4月27日 18時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほやっく | 作成日時：2020年4月10日 13時
