検索窓
今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:86,798 hit

神様の伝言 ページ34

.



✧Aちゃんの弟の名前 ハク と名付けます



───





ハクside




 









神様からの伝言を頼まれて、姉ちゃんが行ってる世界にちょっとだけ入ってきた



ロープとかで帰るのはめんどくさいから、本体は上に置いてきて、幽体になってきた


幽体だと能力は使えないんだ
でもすぐに戻ったり出来るから楽







「ねーちゃん」

「…ハク?」

「そー」






姉ちゃんがなんかの家でいて、隣にはちっちゃい子供3人いて一緒に寝てた


耳元で呼ぶとすぐに目を覚ましてくれた





「神様からの伝言がある。ちょっといいか?」

「…分かった。外で話そ」






三人の子供にそっと頭を撫でて音を立てないように部屋を出た


表情はあまり浮かない感じ






「…その表情からして何のことか分かってるみたいじゃん」





俺の言葉にコクリと僅かに首を縦に振る


悲しそうな表情を見て、思わずため息を付いてしまうが要件は伝える








「一応言うから聞いてよ?


『A、お前が作業を少しでも遅くしようとしているのは分かっておる。そうやってここにいる時間を長くしておるのじゃろう。だが、お前にはやることがあることのを忘れんように。』」







この言葉を聞いてぎゅっと体を縮こませる姉ちゃん




でも、まだ伝言は終わりじゃない






「…『街の修復作業が終わった日、月が真上に昇るときにロープを垂らす。せめてもの救いとしてじゃが、場所はお前が決めて良いぞ』…だって」







言い終わると「…そっか」と小さく呟いた






(あんなにいつも元気なのになぁ…)






こんなに落ち込んだ姉ちゃん見るのは何百年ぶりかな





「…伝言伝えたから、俺はもう戻るよ。」

「うん… ありがとう」





膝にうずめていた顔を上げて俺を見送るために立ち上がる





「帰り、気をつけてね」

「姉ちゃんに心配されるほど、鈍臭くないし」

「そんなこと…あるね!」





あははと頭を掻きながらそう言う







あー、無理に笑ってる







「姉ちゃん、後悔、するなよ」





それだけ言って空に帰った




 



あとは 姉ちゃん次第



 


.

嫌だ→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
119人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ほやっく(プロフ) - 花札さん» こんにちは!本当に励みになります!ありがとうございます!! (2020年5月7日 19時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
花札 - こんにちは、今回もとてもおもしろかったです!もしこの先、新しく作品を作った時は、応援します!!頑張ってください! (2020年5月7日 17時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そう言って頂けて嬉しいです!こちらこそありがとうございました(*¨*) (2020年4月28日 17時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 面白かったですありがとうございます (2020年4月28日 15時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そんなこと滅相もございません!! めり込みかしこまりました!リクエストありがとうございました! (2020年4月27日 18時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほやっく | 作成日時:2020年4月10日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。