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現れた少女 ページ3

__




 




俺は片目をやられ、さっきまで意識を失っていた


駆けつけたときには、無惨によって義勇さんたちが吹き飛ばされてしまっていた




(俺はまだ戦える!俺が夜明けまで!)




ヒノカミ神楽の型は、全部繋げれるように出来ていることにも気づいた




 

灼骨炎陽

日暈の龍・頭舞い

陽華突


 



(繋…がった!! 十二!!
もっと速く もっと正確に

繰り返せ この十二の巡りを!! 夜明けまで!!)

 




そう決意したとき



 

 






ガシャアアンッ!!!






 





後ろで何かが"落ちてきた"


土埃が空を舞いあがり、それを見ることは出来ない
だが、匂いからして人ではあるのがわかった。
でも俺たちとは、違う。




(なんだ!? 新手の敵!?)





無惨の攻撃を受けながら気持ちが焦る
無惨以外に増えれば俺は殺される





しかし、無惨の表情も驚いているようだ
味方ではないのだろうか




 




 

味方か、敵か




 



 

そう考えながらも刀を振り続ける
ヒノカミ神楽を途絶えさせない




すると、"それ"から声がした





「いったー… やっと着いた。長いからうたた寝しちゃったよ。ったく、我ながらすごいな」






もくもくと煙が晴れ、やっと姿が見れた





15歳くらいの少女だ






(あの子が落ちてきたのか!? 空から!?)





驚いて隙が出来てしまった

その隙を無惨は見逃さずに俺を吹き飛ばした






「がはっ!!」

 




ドスンッ





「うっわ、君すごい怪我ね 大丈夫、…ではないな。ごめんごめん」







俺は壁に激突する前にその少女に受け止められていた





(…え…!?)





瞬間移動でもしたのか?
俺との距離はあったはずなのに







彼女は驚きが隠せていない俺をそっと下ろし、壁に持たれかけさせると無惨に向かい合って不敵な笑みを浮かべてこう聞いた




「お前、きぶつじ むざんっていう人?」




鬼(誰だこいつは 鬼殺隊ではなさそうだ
さっき空から降ってきたのに、なんだ

……邪魔だな)





無惨が彼女に斬りかかった




「危な──」




俺の言葉が言い終わる前に、彼女に降りかかった攻撃はスパンと無くなっていた

 


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ほやっく(プロフ) - 花札さん» こんにちは!本当に励みになります!ありがとうございます!! (2020年5月7日 19時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
花札 - こんにちは、今回もとてもおもしろかったです!もしこの先、新しく作品を作った時は、応援します!!頑張ってください! (2020年5月7日 17時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そう言って頂けて嬉しいです!こちらこそありがとうございました(*¨*) (2020年4月28日 17時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 面白かったですありがとうございます (2020年4月28日 15時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
ほやっく(プロフ) - さつきさん» そんなこと滅相もございません!! めり込みかしこまりました!リクエストありがとうございました! (2020年4月27日 18時) (レス) id: f8046942e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほやっく | 作成日時:2020年4月10日 13時

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